【GW2017】大山詣りに行ってきました(その3)
下社の参拝を済ませて、大山寺に向かいます。
ケーブルカーでもいけますが、せっかくなのでお参り道を歩いて下ることにしました。
これが苦難の始まりでした。
石段があればまだいいんです。
女坂とあるので女性でも登れるような緩やかな坂なのだと思うじゃないですか。
ところが、、、
一応石積みになってますが、均等に積まれているわけでもなく、足を置く石を探しながら下りていきます。
あまりに大変で写真がないです。
そして苦労の末についたのがこちら。
こちらの御本尊はお不動様です。
鎌倉時代のものだそうですよ。
阿夫利神社と大山寺は、元は一体のものだったのですが、明治の廃仏毀釈で寺が分離されたということのようです。古い神社仏閣にはそういう経緯のところが結構多いので、気をつけて見てみると良いかなと思いますね。
さらに下りていくと、次第に道の傾斜が緩やかになり、こんな山の人気者も現れました。
こんな景色も素敵です。
いたるところに湧き水が滝のようになっているんですが、大山に来たらば、見なきゃいけないのが、やはり、この滝。
昔は、この滝で身を清めてから山に登ったそうです。
滝口が龍になってました。
バス停で、いくつか戻ることになるので、ケーブルカー乗り場に行ってしまうと、いきそびれるので注意が必要です。
そして、お土産で有名なのが、こちら。
蒸し立てをいただきました。甘さがあっさりしていて美味しかったです。
川に架かる鯉のぼりが季節を彩りますね。
後はバスに乗って帰るだけです。(おしまい)
【GW2017】大山詣りに行ってきました(その2)
お昼ご飯も食べたので、ケーブルカー駅へ。
わかりにくいですが、角度がすごい。箱根よりきつい。
女性の運転士さんが往復してました。
だからというわけではないですが、運転席のすぐ後ろで登る方向を見ながら上がります。後ろを見る席の方が景色は良さそうですが、なんだか怖い。
ケーブルカーの姿はこんな感じ。
ケーブルカー乗り場で海抜400mだったのが終点では
駅を出るとこんな景色
さらに神社に向かいます。
一旦下って、目の前に現れるのは、こんな階段。
大山阿夫利神社の下社が現れます。
上社は山の頂上で、ここからさらに90分の山道を登る必要があります。
榊で清めてから、石段を登るんだそうですが、とても無理。
境内には、臨時のカフェができていて現代風な場所もありますが、基本的には江戸時代からこの眺めを楽しみに登ったんだろうなという遠くは江ノ島まで見える絶景が広がります。
iPhoneで無理やり望遠で撮って見ました。
鳥居の向こうには海まで見えます。
参拝して、色々な施設を見て、江戸時代からの行楽地を満喫します。
そして、帰りは、山道を降りていこうということになりました。
大山寺に寄りたいので、女坂を下りていきます。
これが苦難の始まりでした。続く。
【GW2017】大山詣りに行ってきました(その1)
ことしのGWは後半の5連休はしっかり休めまして、ゴルフ2回の他に、妻のリクエストで大山詣りに行ってきました。
大山詣りといえば、落語のネタにもなるくらい、江戸時代の一大観光地でおなじみ。そして今でも江戸時代からの先導師と呼ばれる方の宿が軒を連ねる場所でした。
知らなかったのですが、日本遺産というのができていて、それに選ばれたそうです。
知らないはずで平成27年度に制定された日本版世界遺産的な話らしい。
今年は、小田急電鉄が、大山を一押しで、こんなサイトも。
大山に行くならば、やはりフリーパスを買って行くべきでしょうと新宿駅で購入して出発。
伊勢原駅について、駅前から大山ケーブルカー駅までのバスに乗ります。
駅前は、いきなり大山阿夫利神社の鳥居。
フリーパスを買った小田急の人に、バスが並ぶので気をつけてと言われてましたが、並んですぐに乗れました。
路線バスで20分くらいでしょうか。大山ケーブルカー駅前というバス停で下されますが、ここから坂道を登ります。
ケーブルカーの駅に着くまで、さらに10分以上石段の両脇に土産物がある「こま参道」を登ります。
ここで、時間もお昼なので、先にご飯にしました。
大山といえば豆腐。目についた旅館の豆腐定食にしました。
私は豆腐だけでいいんですが、妻は筍のコース。
まとめるとこんな感じ。
豆腐がしっかりとしていつつも滑らかで美味しかった。
筍ご飯も旬だなあという感じ。
さて、腹ごしらえも済んだので、山を登りましょうか、というところで続く。
【春の散策2017】新緑の高幡不動から多摩動物公園に行ってきました(その2動物園編)
2時間近く歩いた後は、初めての多摩動物公園。
かたらいの道は多摩動物公園に接している部分があるので、子供たちの声やオランウータンのスカイウォークは見えていました。
しかし、所詮は裏側。そちら側に入り口はないので、大回りして入り口まできました。
正面の象が印象的。
みんなこの前で写真撮っちゃうよね。
入場料は600円。
まずは、歩き回ったので、一休み。
ビールが沁みます。
お腹が空いた妻は、このお弁当。
その名も「竹皮ぞうさん弁当」580円 ドリンクセットは+150円とリーズナブル。
私は、ビールに合うサンドイッチにしました。
さて、コースを確認して、一回りします。
まずはバードゾーン。
ヘラサギとかツルなんかのゾーン。
坂を登って、ヒマラヤタールを見ると、冬毛から夏毛に変わる時期だから、なんともみすぼらしくなっている。
長毛のヤギとかシカの類は全て、こんな感じ。
ライオン園が工事中なので、肉食獣ではこいつが最強。
肉食臭がすごかった。でも、臭いとかいうとお仕置きされるそうです(そんな張り紙がしてある)。
多摩動物公園は、小高い山の斜面を利用して作られていて、入口が一番低い場所で、奥が一番高い場所になっている。その間も高低差がある丘でゾーンを分けているので、子供連れのベビーカーなんかには辛いかもしれません。
園内にはシャトルバスが走っていますので、それを利用するのも良いかと思います。
そんな多摩動物公園の一番奥は、オランウータンのスカイウォークゾーン。
時間が決まっているので、どうも外から眺められたのは運が良かったらしい。
そして、オーストラリアゾーンへ。
有袋類のコーナーにいたこいつが可愛い。ガマグチヨタカ。
小さいけど有袋類。
そして、人気者のコアラ。
最近、ユーカリの葉が高くて、日本国内では飼う動物園が減っているそうです。
東京では、上野のパンダと並んで、多摩のコアラと言われています。
そして、オーストラリアといえば、この方。
貫禄あります。
ここには、コウノトリがやたらいます。
計画的に繁殖しているんですね。
巣があったり、お見合いゾーンがあったり、あちこちにコウノトリがいました。
コウノトリの前にワシなどの猛禽類ゾーンがあるのですが、これが、谷間に作られているので、オーストラリアゾーンから坂を下りてくると、上から鳥が見られるという面白い構成になっています。
こういう高低差で目線が変わるのが、この多摩動物公園の面白さではないかなと思いました。上野だと、基本的に檻の前に立ち、鳥のいる枝を見上げる感じになりますが、ここでは、檻を見下ろすこともできる。
自然にはない視点というのも動物園の面白さになり得ると感じました。
アフリカゾーンでは、キリンの子供が可愛い。
チーターかっこいい。
そして、営業がもうすぐ終わりなので、何度も帰りたそうにしていたサーバル。
これで大体一周しました。
入口に戻って、帰りは、京王線で帰ります。
多摩動物公園駅の横に、こんなそそられる施設がありましたが、また今度。
この駅も、動物の絵があちこちに書いてあり楽しいですよ。
高幡不動駅までの一駅の単線で、専用車両が走っています。
この路線も乗れて、とても満足でした。
一日に約2万歩歩きました。
【春の散策2017】新緑の高幡不動から多摩動物公園に行ってきました(その1山道編)
桜の時期でもなく、ゴールデンウィークでもない、この時期は、実は新緑の良い季節です。
去年は、東伏見に行ったのですが、今年は妻の提案で高幡不動に行ってきました。
日野市にあるので、新撰組推しです。
五重の塔に目を奪われますが、実は、仁王門とかいいんですよ。
外国人観光客もそれほど多くなく、どちらかというと地元の方の参拝が多い感じ。
ちょうど護摩だきの最中で、お七夜などのお子様連れの参拝が多かった。
以前、深川不動も行ってますので、東京のお不動様は抑えたかな?
ソメイヨシノは終わっても、八重桜が見頃。
境内を散策して、お参りして、この方の横からがスタートの散策路を歩きます。
かたらいの道を結局、ゴールまで歩きました。
この道は昭和40年代まで「野猿峠ハイキングコース」として、多くのハイカーに親しまれていた道の一部を整備し直したものです。
途中、一般住宅地を通りますが、多摩動物公園の外周に沿った道からは、チンパージ−園がのぞけたり、オラウータンが綱渡りをしている姿も見られます。また、素晴らしく眺望がきき、コースを進むと都心方面から富士山、日光連山、までパノラマを体験することができます。
このかたらいの道を歩いているつもりが、途中、山の中で間違って、一度、程久保駅側に降りてしまいました。
それにしても、高幡不動の境内の山道から、拓けたと思ったらば、そこは団地。
こんな住宅街に桜があるような団地。
これって、あの映画の場所?
まさに、平成狸合戦ぽんぽこの舞台そのまま。
志ん朝師匠のナレーションが聞こえてきそうでした。
一度坂を下りてから、高台を目指しました。
この団地の1番の高台と思われる場所から下り坂をとったらば、向こうに大学が見えました。
この住宅街を抜けて、再度、かたらいの道へ。
森です。
下が落ち葉でふかふか。コナラの木が多いので、普通ならば、どんぐりがあってもおかしくないのに、どんぐりは落ちてないということは、それだけ小動物が多いということですよね。
そりゃ、ポケモンもいますよ。
まあ、それは別記事を書くとして。
山道を抜けると、反対側(北側)の景色はこんな感じ。
八王子方面ですかね。
それにしても、こんな斜面まで制覇するんだから、人類はすごいですね。
この道は、一部、多摩動物園に接してまして、こんなフェンスがあります。
園内に人間が入るからではないようです。
でも、金がなくて動物園には入れず、外から喧騒を聞いている子供の気持ちになれます(笑)
遠くに声が聞こえたり、オランウータンがスカイウォークを渡るのが見えたり、結構楽しめますが、何せ道のアップダウンが厳しいので、余裕はないです。
ゴールは、多摩テック方面に出ること。
こんな看板もありますから。
それにしても、途中の案内が少なくて、本当に不安になります。
約2時間歩き通しましたが、途中休んだら、ダメになりそうだったからです。
そして、この後、第二の目的に向かいます。(続く)