【帰省】苫小牧に帰ってウトナイ湖の展望台を見てきました
3月末に実家に帰ってきました。
父が使っているガラケーが、流石にそろそろヤヴァイので機種変しないといけないのと、JALのマイルが3月いっぱいである程度消えちゃうピンチだったので、マイルを使って実家(北海道苫小牧市)に帰ってきたのでした。
わかっていたつもりですが、北海道は寒い。
東京は花見だというのに、雪見です。
日陰では積もる程度には降りました。
金曜日に空港からイオンモールに直行して機種変した後は、ジンギスカンを食べたり、そばを食べたり、金太郎池まで歩いてポケモンGOしたりしていました。
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www.city.tomakomai.hokkaido.jp
土曜日の夜は、高校時代からの友人と夕方6時から朝3時まで飲んで。
日曜日にウトナイ湖の展望台を見て、空港に向かいました。
道路から見たときは、なんとも味気ない建物に見えましたが、近くによると、そうでもない。
エレベーターで登った3階から見た景色も、なかなかのものでした。
ウトナイ湖の不思議な生態系の奇跡がわかります。
遠くに見えるのは昨年に地震の時にブラックアウトの原因になった苫東火力ですからね。この湿原が残ったのは本当に奇跡。
それだけに、守っていかなければなりませんね。
美々川の上流にカジノ立ててる場合ではないと思いますが、どうなるやら。
【観劇】2週続けて出ずっぱりな芝居を観てきました
珍しく2週続けて観劇の予定が入っていました。
3月10日は中野/ザ・ポケットにて、「TOCTOC あなたと少しだけ違う癖」
93%の人間は、最低一つはTOC(行動の強迫性障害)を持っていると言われます。さて、あなたは?
TOC(Trouble Obsessionnel Compulsif=強迫性障害)治療の専門医ステーン博士は、その道の世界的権威。国際的に評判のこの神経精神科医は2,3年に一度しかフランスでは診療をしないし、決して同じ患者を二度診ることはない。数年掛かりで予約を取りつけた悩み多き人々が、ステーン氏のもとに一人また一人と訪れる。気が付けば6人の患者たちで“ひしめき合う”待合室。そこへ、出先からの飛行機の遅れで肝心の先生が到着しないとの知らせが入る。さて、混沌の中、帰るに帰れない6人が取った行動とは…。
というもので、舞台では6人の登場人物がずっと出ずっぱりで、休憩なしの2時間。
これは見る方は楽しくても出る方はしんどい。
しかも、神経症の役だから、セリフが突然出てきたり、きっかけがわかりにくい掛け合いが続くという高度な舞台なので、役者さんたちは稽古が大変だったらしい。
私が観たのは最終日の最終公演で、上演後に出演者と話したのですが、終わってホッとしたそうです。
でもそうして苦しんだ舞台だから、大変面白く、2時間が短く感じました。
この芝居を観る前に、新井薬師まで行った話は書きましたね。
不思議なものです。
さて、そして次の週16日に新宿・紀伊國屋ホールでまだ上演中の「母と惑星について、および自転する女たちの記録」。
突然の母の死からひと月。
私たちは何と決別すればいいのか。徹底的に放任され、父親を知らずに育った三姉妹は遺骨を持ったまま長崎からあてのない旅に出る。
「私には重石が三つ必要たい」毎日のように聞かされた母の口癖が頭をめぐる。次第に蘇る三姉妹それぞれの母の記憶。
奔放に生き、突然消え去った母。母は、何を欲していたのか。
自分はこれからどこに向かえばいいのか...。三姉妹の自問の旅は続く...。
こちらは、まだ上演中なのでネタバレ厳禁ですが、まあ、お母さん役のキムラ緑子さんが圧巻でした。これも3姉妹が旅行する話なので出ずっぱり。休憩ありましたが2時間30分は大変な芝居です。ぜひどうぞ。
で、劇中で3姉妹が旅行したのはイスタンブールだということだけお伝えします。
私がイスタンブールに行ったのは、2012年6月。
劇中に出てくる会話で、その時のことを思い出しました。
絨毯買ったけど、騙されませんでしたけどね。
イスタンブールで学生たちの反乱があったのは、2016年でしたか。
あの時出会った人たちが幸せであってほしいと思います。
よければ、こちらもみてください。
久しぶりの観劇でしたが、プロの力を感じさせる出ずっぱりな芝居で楽しめました。
たまには生の迫力も良いものです。
【祈り】あの日から8年経って、改めて思うこと
今日は、3月11日。
あの日から8年が経ち、テレビでは被災地の状況を映す番組ばかり。
あの頃は別のブログサービスで書いていたので、その頃の記事をサルベージしてみる。
あの日、勤め先のある和光市から、自宅のある新宿まで歩いて帰った私。
1週間後にはこんなことを書いてる。
そして「新しい日常」が始まった。
それから8年。「新しい日常」は忘れ去られ、元にも戻れず、先にも進めない行き詰まり感の中で「日常」が過ぎていく。
節電も温室効果ガス減少もどちらも忘れた「先送りの日常」とでもいうべき感覚が、政府以下日本全体を覆う中で、平成は終わりに向かっている。
新しい基準を元にした新しい日常を構築し直すのは、オリンピックが終わってからにしようという感じすらある中で、この国は、私たちは、どこに向かっているのだろう。
などと他人事のように定型文で締めている場合ではないだろうな、とも思う。
あの日の気持ちを思い出すために、今は別の働き先になったけれども、歩いて帰ってみようかと思ったりもするわけです。
【ホワイトデー】豚のフィナンシェを買いに新井薬師に行きました
日曜日に中野に芝居を観に行きました。
大変面白く、また、役者の力に感動したのですが、それはまた別の話。
久しぶりに中野に行ったので、一緒に行った妻が、新井薬師にいい店があるというので行ったのが、こちら。
Sakurayama果房は旬の果実を使用した手作りコンフィチュールと焼き菓子を、多くのお客さまにお届けしたいという思いから2011年11月に東京都中野区に誕生いたしました。
店頭では常時約50種類のカラフルなコンフィチュール・コンポートと焼き菓子がお出迎えいたします。ぜひ、お近くにお越しの際はご来店ください。
ということで、ジャムならぬコンフィチュールと焼き菓子のお店。
その果物の旬の時に作るんだそうです。
この時期、焼き菓子のフィナンシェで、豚の形があるというので、行ったんですが、店頭にありました。
これが可愛いということで人気らしい。
私も、妻の勧めで会社のホワイトデー用に買いました。
ただ、保存料などが入ってないので、日持ちしないのでお気をつけください。
お店は、中野から行くと800mありますが、新井薬師駅からならば300mほど。
この季節ちょっと歩くならば、中野駅から中野ブロードウェイを超えて、早稲田通りを渡り、新井薬師参道をしばらく歩いて、左折してすぐ。
遠いという方には、通信販売もやっているようです。
Yahooショッピングもありました。
豚のフィナンシェのページはこちら。
店主は女性なのですが、
2011年春、これまで30数年間やってきたテレビドラマを作る仕事を自主卒業し、念願のコンフィチュールと焼き菓子を作る仕事へ転職しました。いつまでも夢を持って前へ進もう…そんな気持ちを主人と息子たちが応援してくれています。
私たちが行った時には、ご主人が店頭に立っていました。
私は品選びに夢中で、よくお顔を拝見しなかったのですが、妻が店を出てから囁くには、先日舞台で拝見した俳優さんだったようです。
中野駅から歩いて10分ほどの商店街にある“手作りコンフィチュールと焼き菓子の店”「Sakurayama果房」で会った中島さん、こう言って顔をほころばせた。ちなみに、コンフィチュールというのはジャムの一種。
検索するとこんな記事がありました。
実は、中野に見に行った芝居は、南青山のマンダラというお店で中島さんを見た芝居企画に関係した役者さんが出ているものでした。
不思議な縁で芝居とフィナンシェが繋がった一日でした。