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新宿三光町日乗

見かけたもの、出かけた場所、食べた料理などを写真中心に

韓国初訪問その4:テジョンの街を歩く:KAIST、国立中央科学館

3日目以降は何だか書く時間をとれず、もう日本に帰ってきています。

すでに一週間前の話になってしまいましたが、ぼちぼち書いていきますね。

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今回の訪問は、仕事である国際会議(NIME2013)に参加したためで、主にテジョン(大田)のKAISTにいました。

 

ユソンオンセンから歩いてきてしまいました// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa

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NIMEそのものについては、こちら

KAISTは、韓国の大学で、サイトはこちら

Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST) was established in 1971 as the nation’s first graduate school specializing in science and engineering education and research. The school’s founding was a catalyst for Korea’s rapid rise from a producer of light industry goods to a world leader in high-technology industries.

Wikipediaでは、KAISTはこちら

ということで、日本で近いのは、筑波大学でしょうか。

テジョンの街そのものも、何もない田園地帯を切り開いて研究施設や大学で開発し、1993年のエキスポで街を発展させたという経緯が、とてもつくばっぽいわけです。

街の象徴になる山(鶏龍山)があって、郊外には温泉(儒城(ユソン)温泉)があって、というのも、筑波山筑波山温泉があるところと似ているかも。

 

私は、大学がつくばでしたので、この街の雰囲気と言うか人工感にちょっとした既視感があり、でも、人口が150万人以上の大都市であるテジョン(大田広域市)では、つくばとは別の違和感を覚えました。

 

大田政府庁舎// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa

 

広いのに単調なところは同じなのですが、その単調さ加減というか、口では自然と人工の調和をめざすといいながら人工しかないカンジが似ているようで似ていない。どこが違うのだろうと、儒城温泉からKAISTまで大きな川の畔の遊歩道を歩きながら、色々考えちゃいました。

レクサスの店舗発見。ユソンオンセンなう// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa

おばちゃん運動中// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa

 

河原を利用した自転車道路には、ところどころ、こうした運動施設が置いてあり、お年寄りが利用しています。

こういう施設群のあり方が、実にうまくできていて、インフラの整備は日本以上だと思います。

ただ、なんとなく違和感が否めない。

 

KAISTから2キロくらいにサイエンス・ミュージアムがありました。私は、サイエンスミュージアム好きなので、早速会議の合間に行って来ました。

KAISTから歩いてきました// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa

 

なんとなくガッカリ感たっぷり。

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まあ、つくばのエキスポセンターも似たようなものかもしれませんが、1993年で時が止まっている感じ。

展示も無料の常設展は、古いまま。ゲームのところだけが2000年代まで年表がありますが、あとは90年代までしかなかったり。

せっかくのマグレブリニアモーターカー)も、のろのろとしか走らないし。

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先端を更新し続ける意志がないと、科学館てあっという間に古くなるんですよね。

日本では、ようやく科学未来感でそこをクリアして、先に進みましたが、それでも、東京・竹橋の科学技術館を始め、日本中の街にある科学館の多くは、科学展示が建物が出来た時で止まっています。

 

テジョンの科学館も、まさにそうした「遺物」でした。

 

そうして考えると、この科学館の持っている感じが、街のあちこちで感じられました。

ユソン温泉でも、温泉マークはありましたが、古いホテルが有るだけで、街が高級住宅街に変貌しようとしている途中でしたし、KTXの大田駅前には、貧困と先端が混沌としている場所も見受けられました。

 

テジョンに流れる空気に私が感じた「違和感」は、2010年代になっているのに、何か「今じゃない」感じだったのかもしれません。

 

KAISTの学生たちは見るからに賢そうで、サムスンのスマホを使いこなす姿はまさに最先端なのですが、大学の中に流れる空気が、私が大学にいた80年代と似ていました。何か、時代のスピードと違う感じ。

 

周りのスピードと切り離された牧歌的な田舎感と科学の最先端が同居している街。

テジョンに感じた違和感の正体は、そこにあるのかもしれません。

 

 

 

 

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