【旅】鹿児島・指宿・知覧に行ってきました(その8)知覧編
2日目は、お好みで鹿児島に行く人と知覧に行く人に別れました。
まずは、駅まで。
菜の花のシーズンでも有りますが、この街は街中に菜の花があって綺麗でした。
そして、指宿から電車で喜入へ向かい、鹿児島組とお別れ。
喜入の駅から少し離れたところにあるバス停に向かいます。
駅前ではないので注意が必要です。駅を出て左にしばらく行きますと少し大きな通りがあるので、それを右に曲がると喜入駅東のバス停が有ります。
喜入駅東を10:56の知覧行きは山道に配慮した小さめのバス。
30分強を山道のヘアピンカーブを登って、こちらで下車。
知覧の特攻平和会館を訪ねました。
知覧の歴史については、リンク先をご覧頂きたいです。
敷地内には献燈が無数に有り、その中には、有名な方の献灯も。
そして、こちらは、知覧の母といわれた鳥濱トメさんの献燈。
献燈の奥には、観音様が祀られています。
これが特攻観音。
特攻隊員の兵舎を模した三角兵舎。
そして、特攻平和会館。この中は撮影禁止です。
数々の遺品、特攻兵士の家族宛ての手紙を見ましたが、内容はもとより、その字の綺麗さにまず驚きました。
残っているものだからということもあるでしょうが、10代後半から20代の人が実に達筆だったり、筆できちんとした文字を書いているのを見ると、現代の我々が失ったものがあるのだろうという気にさせられます。教育の違いとでも言うのでしょうか。
そして、悲しいとか寂しいとかいうことよりも、怒りがこみ上げてきました。
こういう人たちを犠牲にする戦法を考えた軍だったり、実行に移すことを決めた当時のいろんなことに。
多くの若い人たちが見学に来てましたし、海外の方も来ていました。
皆さんがどんなことを思ったのか、気になるところでは有ります。
私は、いたたまれない気持ちもあって、隣のミュージアム知覧で当地の歴史などを学んでいました。特攻会館とセットで買うと入場料金600円ですしね。
ミュージアム知覧 | KAGOSHIMA Visitors' GUIDE | 鹿児島ビジターズガイド
そして、地元名産の知覧茶を買って、一休み。
赤崎先生が当地のご出身とは知りませんでした。
そして、鳥濱トメさんに縁があるという店で昼ごはん。
この辺りの名物である「とんこつ」という煮豚が入ったラーメンを。
薩摩豚骨ラーメン
多分、春先は桜で素晴らしい景色になるだろう当地を思うと、特攻隊員の散り際と重なって悲しみがいや増します。
そして、またバスで鹿児島に向かうのでした。
(続く)