【食】今度は李錦記の回鍋肉を作ってみた
先日、李錦記の麻婆豆腐を作った記事を書きました。
香港旅行のお土産でいただいた李錦記だったわけですが、同じ方から、今度は回鍋肉の素をいただきました。
日曜日の夜に作ってみました。
パッケージの裏に英語と中国語で造り方が書いてあるのですが、私たちが考える回鍋肉とちょっと違ってました。
一番の違いは、キャベツが材料に入ってないこと。
豚肉のスライスと赤ピーマン、青ピーマン、長ネギを炒めるとなっていて、キャベツは?となりました。
色々考えた結果、赤ピーマンをやめてキャベツを入れました。
中華鍋ではなくフライパンで、油の中にニンニクおろしをちょっと入れて、温まってきたらそこに豚肉250グラムを投入。色がつくまで炒めて、一度取り出します。
ちなみに、回鍋肉の「回」というのは、この豚肉を炒めて一度取り出し、また戻す、という行為のことを指しています。これ豆知識な!
長ネギをななめ切りで1本分、ピーマン3個は乱切り、キャベツ4分の1を乱切りにしたものをボールに入れて軽く混ぜておきます。
これを、肉を取り出したフライパンにもう一度油を入れたところに一気に投入。
フライパンの熱が野菜に通るように、すぐに混ぜずに少し置きます。
フライパンをあおって野菜を一度ひっくり返し、反対側にも火を通す感じにしてた後に、取り出しておいた肉を加えて、全体をざっくりと混ぜ返します。
そこに李錦記の回鍋肉の素を投入。
ここから味が全体に回るように一気にかき混ぜます。
この素が結構辛いので、この時、豆板醤に熱が加わって上がってきた熱気が辛い!
炒めながらむせました。
全体に絡むように混ぜ合えたらば出来上がり。
これが全量です。
豆豉の風味があって、豆板醤の辛味がピリッとどころではなく存分に効いていて、箸が進みます。取り皿は先日香港土産でいただいたもの。
回鍋肉を李錦記の素で作ってみました。#自宅飯
でも、やっぱりキャベツ入れてよかったなあと思いますけどね。
これでキャベツがないと辛さを和らげるものがないように思いました。
このあいだの麻婆豆腐も豆腐とひき肉だけでシンプルでしたが、この回鍋肉も肉とピーマンとネギを食べるものなんでしょうね。パッケージに四川式とあるので、キャベツが無い地域なのでしょうか?
まあ、何にしろ美味しかったです。
でも日本で売っているのとは味が違う感じはします。
このシリーズの回鍋肉版です。パッケージを撮影するのを忘れました。
パッケージの写真には肉とピーマンとネギだけでキャベツは無いんです。
こっちは日本のもの。李錦記ブランドですが日本ではS&Bが作っているし、パッケージにキャベツが全面にありますよね。
並行輸入品も
調べると、やはり四川料理を日本風にアレンジした彼の方がキャベツを入れたようです。
陳建民が回鍋肉を日本へ広めた際に蒜苗がキャベツに取って代わられ、それが日本の一般的なものとなった。本場のものに比べ、甜麺醤を多めに使った甘辛い味なのも特徴である。また、手間を省くために最初から薄切り豚肉を使うレシピも考案された。市販の合わせ調味料を使って家庭料理として作る際には、そちらが著名なものとなっている。
さすがですね。
それにしてもキャベツも長ネギも高かった!
長ネギが1本138円、キャベツは4分の1個が100円ということは1玉だと400円ということですよね。
例年の3倍くらいしている感じでしょうか。
たまにお家料理する私でもため息が出るのですから、毎日料理する人もお店も大変だろうなと思いました。
美味しい冬キャベツで回鍋肉をどうぞ、と気軽に言えませんね。