【旅】春の伊勢参り(その2)猿田彦神社からおはらい町、おかげ横丁
伊勢参りはやはり外宮からということで外宮参りを終えた私は、バスに乗って内宮を目指します。
外宮から内宮へは路線バスもありますが、この時は中でも直通バスでした。
バス停は外宮の真ん前。
外宮から内宮まで行くと430円、今回は手前の猿田彦神社で降りたので300円。
もちろん乗り降りにはICカードのPASMOもSUICAも使えます。
地元では、manacaとかemicaというICカードが使われています。
地域のICカードって面白いですよね。
さて、猿田彦神社です。
天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、この地を始め全国の開拓にあたられました。
ということで、その鼻の大きい姿から天狗の祖先とも言われ、伊勢神宮の土地を全国行脚してきた倭姫に譲ったという伊勢神宮に関わる国津神です。
猿田彦神社にお参りする前に、猿田彦神社の境内に入る右側の佐瑠女神社が気になりました。
こちらは、天宇受売尊ですから、天照大神が天の岩戸に隠れた時に踊ったという神様ですね。なので、芸能の神だそうです。
こちらをお参りして、続いて猿田彦神社へ。
伊勢内宮にお参りする際に、時間がある時はこの佇まいにも触れて欲しいですね。
そして、境内の奥にはご神田があります。
毎年5月5日には豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御神田祭」が行われます。(三重県無形文化財指定)。 桃山時代の衣装をつけた植方が、のどかな田楽に合わせて早苗を植える様子は優雅な絵巻のよう。田植えの後は豊作豊漁を占う団扇角力神事や拝殿前の豊年踊で賑わいます。 初夏の訪れを告げる伊勢の風物詩です。
ということらしいです。
猿田彦神社を堪能したらば、ついにおはらい町へ。
伊勢神宮・内宮前で栄えるおはらい町。宇治橋から五十鈴川に沿って続くおよそ800mの美しい石畳の通りには、お伊勢さん特有の切妻・入母屋・妻入り様式の町並みが軒を連ねます。通りにはたくさんの土産物店・飲食店や商家が建ち並び、参拝後の町歩きがお楽しみ頂けます。また、神宮道場や祭主職舎などの歴史的建造物などもあり、お伊勢さんらしいレトロな雰囲気がたっぷり詰まっています。
ということで観光客がたくさんいるのですが、流石に平日ということもあり、比較的空いて居ます。年始の時はこんなもんじゃないですからね。
今回念願の赤福本店に行けました。
過去にも挑戦したのですが混んで居て全く入れませんでした。
ゴールデンウィークだと、この入り口近くのかまどの上にツバメの巣ができるそうです。
今回はスムーズに入れた上に一番奥の五十鈴川に近い席。
赤福とお茶で210円。やっぱり本店で食べると一段うまい気がします。
橋の上から赤福本店を見るとこんな感じ。
内宮門前町の一画にあり、江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されたおかげ横丁。約4000坪の敷地内には、伊勢志摩ならではの食べ物屋やおみやげもの屋が建ち並ぶなど、楽しいスポットがいっぱいです。
こちらでお土産を買うのは内宮を参ってからにいたしましょう。
(続く)