【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その6)北野呂〜新巻〜ロリアン
南野呂から狐新居まで15分ほどバスに乗ったのですが、勝沼ルートに比べて、比較的空いているのと、時間も午後になりのんびりした感じになっていることもあってか、バスの中にガイドさんがいて、色々と周囲の歴史的な話とか、うんちくを教えてくれます。
まあ、こちらもいい加減酔っ払っているので覚えてませんが、ガイドさんが県立博物館のイベントを推していました。
近年の日本古代史研究は、各地の遺跡で発掘される様々な資料によって、これまでにない研究成果が相次いで発表されています。特に墨書土器や木簡など出土文字資料の成果は目覚ましく、今までの常識を一新するほどの内容をもつ資料が発見されることもあり、古代の地域史研究に不可欠なものとなっています。
重要な発見があって教科書に載るかもしれないそうです。
こういうワインだけじゃなくて地域の歴史とか風土を知ることができるのも、このイベントの楽しいところです。
そんなことを聞きながら、バスに揺られ到着したのは、私は初めての狐新居地域。
まずは北野呂醸造から。
素朴なワイナリーですね。ここではまずアジロンから。
東京ではあまりアジロンて見かけないんですが、このワインツーリズムで知った銘柄です。これをいろんなワイナリーで飲み比べると、違いがあって面白いです。
ここで一番驚いたのは、サンセミヨン。
ラベルにある通り、果実の味が素晴らしい。
山梨といえば甲州も外せません。
うちのワインはこれで全部、という感じがいいですね。
音楽が鳴っていたので見るとスピーカーが素敵でした。
ワインを運ぶ箱を使っているんですね。
続いて道路からは、こちらが手前になる、新巻葡萄酒。
ここはさらに小さいワイナリーでした。家族経営でブドウ作りから瓶詰めまで。
取扱品種も3種類だけ。
今年は天候が不順でしたよね。でもワイン的には良い感じだったようですよ。
こういう新しいワイナリーを知るのも、このワインツーリズムの楽しいところです。
家族経営の小さなワイナリーは応援したくなりますね。
さて、またバスに乗って、一宮循環の起点である白百合醸造を目指します。
こちらは去年立ち寄って、オーナーの情熱に驚いた記事を書きました。
今年は、直前にNHKで紹介されているのを見かけました。
店内にもありました。
ロリアンワインの情熱はすごいですからね。
ここでもアジロンを試飲。ここのは甘みが強かったですね。
今年は、全体的に濃度が高いというか、どこも果実味があって、しっかりしたワインになっていたように思います。暑かったせいでしょうか。
去年は雨の影響か薄く感じたのですが、今年は濃い感じがしました。
まあ、私の舌などあてにならないですけどね。
ここで後から現地に到着した地元の先輩と合流しまして、ロリアンワインの前からバスに乗り勝沼駅を目指します。
いい感じに日が暮れて、あとは甲府の夜を待つばかりです。(続く)