【2020台湾】中山駅周辺をブラブラ:台湾旅その6
とりあえず蒸し餃子で腹ごしらえした後は、中山駅周辺をブラブラします。
妻が行きたい店があるというので、中山駅から歩いて数分、中山北路に面したこちらの店へ。
2016年8月にリニューアルオープンした中山店は、新しい世界観で彩られた郭元益の旗艦店。店舗が位置するのは、MRT中山駅にほど近い中山北路。日本人にもおなじみリージェントホテルの目の前で、高級ブランドショップが立ち並び、若い人の最新カルチャー発信地「赤峰街」もすぐそばという、華やかなエリアだ。
この辺りは、道幅も広くて並木もあり、まるで東京・表参道のようです。
郭元益は士林が本店なのですが、最近できた中山店は、エリアにぴったりのお洒落な店舗で人気のようです。
そんな店で買ったのは、これ。
パイナップルケーキも有名ですが、今人気なのは、この観光協会のマスコット「オー熊(Oh!Bear)」とタイアップしたクッキーです。チョコレート味と台湾茶葉入りのハニー烏龍茶味の2種類あります。
今回はお土産に大量購入したのですが、JCBカードで買うと5%割引でした。
実は、郭元益は日本にも出店していますが、まだこのクッキーはないはず。
さて、勝手に台北の表参道と名付けて、中山北路を歩いていると素敵な建物がありました。
1979年、アメリカの駐台北大使館の閉鎖後、何年もの間、建物は荒れるに任せていましたが、1997年に第三級史跡に指定され、2002年11月、「台北之家」という名で再オープンしました。本建築の外観は白色の二階建て洋館で、室内の中央部には廊下と階段があり、またシンプルなギリシャ様式の柱もあります。映画文化を主題とし、史跡と映画が融合したアート空間となっています。館内には展示館、芸術ホール、ミニ映画館、軽食レストランおよび「映画」と「都市」をテーマとした書店があります。
「光點台北」という映画館などがある芸術スポットでした。
元々アメリカ大使館だった建物を改築して「台北の家」という名で活用しているそうです。
日本統治時代の1925年に勅使街道と呼ばれていたメインストリート(現在の中山北路)沿いに建設され、翌1926年よりアメリカ領事館として供用開始した
(略)
1978年にアメリカが中華人民共和国と国交を樹立すると、翌1979年1月には台湾の中華民国政府とアメリカは断交、2月28日をもって大使館は閉鎖されることとなった[7]。その後はメンテナンスも行われることなく放置され、荒れ放題となっていた。
(略)
2000年には台積電文教基金会の協賛で修復プロジェクトが組まれ、映画監督である侯孝賢のプロデュースによるリノベーションもおこなわれ、2002年に台北之家としてオープンした。
映画としては、14日から日本映画の「ロマンスドール」が始まっていました。
建物入り口の横に、すごく地味に謂れが記されていました。
1925年というと大正14年ですね。近年台北では、古い建物をリノベーションした施設が増えていて、お洒落な感じのカフェが増えています。今回もそんな店をたくさん見たのですが、その最初が、この台北の家ということになるでしょうか。
そこから、中山駅に戻って、駅前の誠品生活を見ました。
綺麗だけど、初めて渋谷でLOFTを見たときほどの感動はないかなあ。
みんなマスクしてますね。当たり前ですが。
本当に建物も内装も綺麗なんですけどね。期待しすぎたかなあ。