9連休の最後を飾るのは、飲み友達との気兼ねない散策。
夏なので、浴衣を着ようじゃないかということで、毎年何かするのだが、今年は、谷中を散歩することにした。
新宿で集合して、日暮里へ。
綺麗になった日暮里駅北口をでて、西に回れば、そこからすぐに谷中だ。
谷中銀座// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa
集まったのは7人。男性5人に女性が2人。
平均年齢50歳くらいだろうか。
谷中で浴衣散歩なう// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa
(5人しか写ってないけど)
谷中でいきなり気になったのが、この看板。
繁盛しているようには見えなかったが、どうなんでしょうね?
焼肉サラリーマン// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa
電柱の方にかかっている看板の方の「ひみつ堂」は大行列で入れず。
ゆうやけだんだんから谷中銀座をひやかして、買い食い、立ち飲みなどしつつ、脇道を入って寺参りへ。
岡倉天心記念公園は、六角堂が立っていて、中には平櫛田中作の岡倉天心像が安置されてある。
通りから見えた不思議な作りのお堂が気になり、大圓寺へ。
一つの建物に、2つのお堂があるような作りの秘密は、庭掃除をしていたご住職と思しき方が説明してくださいました。
ここは、寺と稲荷が合祀されているために、軒が2つあるのだとか。
そして、その稲荷こそ、江戸時代に絵師・鈴木春信が稲荷の前にあった茶屋「鍵屋」の看板娘お仙の錦絵を書いて大ヒットしたという笠森稲荷だというじゃないですか。
こちらは、笠森お仙の碑。
こちらが鈴木春信の碑。
大円寺にある笠森お仙と鈴木春信の碑
お仙は、笠森稲荷神社前の茶屋「鍵屋」の看板娘で、江戸の三美人の一人。絵師鈴木春信はその姿を、当時全く新しい絵画様式である多色刷り版画「錦絵」に描いた。お仙に関係の深い笠森稲荷を合祀している大円寺に、大正8年、二つの碑が建てられた。「笠森阿仙の碑」は小説家永井荷風の撰、「錦絵開祖鈴木晴信」碑は、文学博士笹川臨風が撰し、題字は、東京美術学校(現東京芸術大学日受ル学部)校長正木直彦の手になる。(台東区教育委員会)
ということで、偶然、有名な碑に出会ったのでした。
ここらでちょっと休憩ということで、近くの喫茶店に入ったら、ここがまた渋い。
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休憩中// Edited with @KitCamApp #kitcam #vignette #color_vibe #capa @ コーヒー乱歩° http://t.co/cHJaGYF9jW
— フジタツヨシ (@fujita244) 2013, 8月 18
コーヒー乱歩は、江戸川乱歩好きな店らしく、乱歩をモチーフにした絵が飾られ、また猫好きでもあって、猫関連の情報もたくさん。
コーヒーも本格的で美味しかった。
でも暑かったので、アイスコーヒーとかコーヒーフロートとか、クリームソーダなんぞを頼み、しばし正しい喫茶店について語り合う私達なのでした。
さて、ここからが本日の主題なのですが、長くなったので、ここまで。