【旅】鳥羽・伊勢に行って来ました:その2:鳥羽編
さて、まわりゃんせでスタートした旅は、お昼ごはんは駅弁をいただきながら、2階建てのビスタカーで眺望を楽しみ、先輩たちと近況報告などしつつ、楽しく過ごしているうちに鳥羽につきました。
鳥羽といえば、御木本幸吉翁でございます。
駅前に銅像がありました。
鳥羽駅から歩いて10分ほどでミキモト真珠島なのですが、寄るのはあとにして、まずはすぐ横のフェリー乗り場から、イルカ島観光に向かいます。
航路・見どころ・運賃・時刻表|鳥羽湾めぐりとイルカ島|志摩マリンレジャー
「志摩の松島」といわれる美しい鳥羽湾をめぐる1周約50分のロマンチックなクルーズです。 途中、イルカ島ではイルカやアシカのショーも楽しめます。
外見もふざけてますが、中も浦島太郎の世界観で統一です。
屋上では、真っ白になった浦島太郎が。
この路線の船は3種類あって、それぞれ独自の世界観でディスプレイされています。
これに乗って、イルカ島に行くと1700円のところが、まわりゃんせを持っていればタダです。
イルカ島に到着後、去っていく龍宮城船。
さて、イルカ島は上から見た島の形がイルカなのだそうですが、実際にイルカがお出迎えです。
フリッパープールで2頭のバンドウイルカが待っています。
さらに時間が合えばバンドウイルカとふれあえるそうです。
そして、山頂までは別料金(往復500円)のリフトで登ります。
(歩いても登れるようですが、せっかくなのでリフトにしました)
帰りはこんな感じ。
山頂からの景色は素晴らしく、志摩の松島と言われるとおりです。
(鳥羽港の方を見る)
(伊勢湾の方を見る)
さらに展望台もあったのですが、歩いて登るのはやめて散策だけにしました。
フェリーに乗って元の港に戻って、今度はミキモト真珠島に行きます。
御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島で真珠の魅力を満喫できます。 島内には真珠博物館、御木本幸吉記念館のほかショップやレストランも。 昔ながらの白い磯着を着た海女の実演は必見。
入場料金は1500円。これもまわりゃんせでタダ。
真珠コレクションや真珠の養殖の仕組みを見たらば、海女さんのショーを見ます。
海女の実演時間は1時間に1回10分ほど。
でも、この寒い真冬にやっているのかと思ったらば、海女は冬が稼ぎどきなんだそうです。
今は養殖技術が発達し、海女の必要性はなくなりましたが、真珠養殖を支えた海女の活躍を記念するために、真珠島では海女の実演を行っています。昔ながらの白い磯着の海女がみられるのはここ真珠島だけになりました。
こんな海人舟に乗ってやってきます。
3人の海女さんがアナウンスに紹介(ユニークな紹介でした)されて、次々ドボン。
海底へ潜っては牡蠣を取ってきます。
もう、見ている人たちみんなで拍手。
妙技に圧倒されましたよ。
そして、10分で終了。見ている方も寒さで限界です。
実に満足度が高かったのですが、できればミュージアムで帯留矢車が見たかったなあ。
1937年のパリ万国博覧会に出品、話題を集めました。博覧会終了後に販売され、半世紀を経た平成元年、ニューヨークのオークションに登場。昭和初期を代表する、他に例を見ないジュエリーの逸品といえます。
21年前に来た時は、これが見たくてきたと言っても過言ではなかったんですけどね。
今回は展示がなかったようです。残念。
最後に、ここの係員の人たちのホスピタリティの高さに驚いた話を。
その1で書いたように、足の悪い先輩と一緒なのですが、エスカレーターを先輩のために下りにしたり上りにしたり、不自由の無いように率先して変えてくださいました。
こちらから頼んだのではなく、向こうから言ってくださったことに、さすが世界のミキモトと感じ入った次第です。
ホスピタリティというのは、企業ブランドイメージを形成するものですし、銀座本店でも感じることですが、本当にミキモトの人たちは感じがいいです。押し付けがましくない接客が素晴らしい。
社風なのでしょうね。
歴史ある企業のお膝元で、ホスピタリティは一日にしてならずということを改めて感じました。
これで今日の観光は終了。
ミキモト真珠島を出て、駐車場で宿の迎えを持つことになりました。