成人の日の3連休に毎年恒例となっている大学時代のサークルの先輩たちとの温泉旅行に行ってきました。
去年は、鳥羽・伊勢でした。
【旅】鳥羽・伊勢に行って来ました:その1:このあたりは「まわりゃんせ」がいいと思うよ。 - fujita244's field
去年は、場所柄観光を色々したんですが、今年は温泉一択。
東北新幹線の指定席を事前に送っていただき、車中集合です。
今年は12人。例年同様、移動が不自由な先輩とサポート役の娘さん二人も一緒です。すでに、一人は東京で就職、一人は大学4年で卒業制作(美術系なので)中とか。おじさんたちも年を取るわけです。
まあ、孫が生まれた先輩もいますから、そんな歳なわけですね。
さて、東京から郡山までは、なすので。
ここで、強風のために架線にゴミが付いたのを撤去するために電車が遅れているという案内が。
実は、乗り換え時間が5分ほどしかなく心配していたところ、この遅れのためにらくらく乗り換え出来ました。
新年早々ツイてます。
磐梯熱海駅で降りると雪。
迎えの車で旅館まで行きましたが、歩いても4~5分だそうです。
お宿はこちら。
昭和天皇もお泊りになったという由緒正しい旅館です。
到着したらば、まずは温泉に入って、湯上がりにロビーでワインサービスがあるので、ちょっと飲んで勢いをつけて、夕食です。
料理長が腕をふるった料理が素晴らしい。
先付けは鮟鱇の煮凝り 肝餡かけ
前菜
左下から カラスミ大根 百合根雪だるま 海老雲丹焼き 胡桃熨斗鶏銀杏松葉串 穴子有馬博多
左上 蟹奉書巻き黄身酢 子持ち昆布菜の花
私、実はいろいろ食べられません。カラスミとか子持ちコブとかおとなりに差し上げました。
お造り盛り合わせ
椀物 帆立真丈
焼き物 吉次の杉板焼き
強肴 福島牛しゃぶしゃぶ 豆乳出汁仕立て 野菜色々
温物 牡蠣のフラン セルフィーユ
食事 蟹蒸篭蒸し 郡山産あさか舞コシヒカリ
留椀 赤だし
デザート 林檎のコンポート 南瓜プリン 小倉カスタード
(写真は、すべてiPhone5C)
これを、ビールやワインと一緒に頂きました。
献立は、書いたものが席にあったので、そちらから。
会場は、畳敷きですが、テーブルと椅子だったので楽でした。
年をとると、あぐらでも長い時間座っているのはつかれますから、最近は宴席も掘りごたつとか、座席のほうが楽になってきました。
もちろん、こうした席の準備は、幹事さんが事前に宿にお願いしていたものです。さすがです。
他の宴会場の部屋をチラッと見た感じでは、畳に座っていましたね。そういえば、始まる前に、新年会のお座敷でしょうか、コンパニオンのお姉さんグループを見かけました。揃いの制服で初々しい感じでした(エロいやつではなさそうです)。我々は、そんな感じではないのですけど、ああいうのも楽しいのかもしれませんね。
夕食の後は、各自部屋に戻り、なんとはなしに誰かの部屋に集まりさらに飲み会へとなるわけです。
風呂にはいる前に近くの酒屋で買い求めた地元の日本酒やワインなどを持ち込んだのですが、実は、もうみなさんすでにかなりお眠です。
色々積もる話もあるのですが、早々にそれぞれの部屋へ戻り、お休みに。
年々、このアフター宴席の時間が短くなってますね。昔は麻雀したりしたものですが、そんな余裕はありません。
でも、夜が早くなっている分、朝は早いですよ!
6時に起きての朝風呂はたまりません。
大浴場は、萩姫伝説で知られる名湯です。
雪が降る中、湯気が立ち込める露天はたまりませんね。
ゆっくり朝風呂に浸かったらば、朝ごはん。
花籠膳
左上のコンロは、焼き物(寒鰤の照り焼き、新巻鮭)
サラダにかかっていたエゴマのドレッシングが美味しかったので後で売店で自分用に買いました。
あとは味噌汁(しじみ)とご飯。
こういう旅館の朝ごはんって食べ過ぎちゃいますね。
ご飯も味噌汁もおかわりしてしまいました。
とくに観光する予定もなく、ゆっくり10時過ぎまで宿で休んで、コーヒーサービスをいただいて、お土産など買って帰ります。
遠く山肌に見える水力発電所は、東北電力ではなく東京電力の丸守発電所。大正10年建設の古い発電所です。
東京電力丸守発電所|公共施設|郡山の史跡・文化財・公共施設|郡山市観光協会
会津若松とか猪苗代湖とか沿線には観光地も有りますが、今回は温泉のみで、再び磐越西線で郡山へ戻り、おみやげを買い足して、お昼は名物の会津そば。
かもじゃなくて、軍鶏でした。
そばは、あっさりしたそばでした。
私は、飲みませんでしたが、この店の酒菜とかいうセットがオトクそうでした。
小鉢に刺し身に、だし巻き卵、お酒が1合ついて、最後の締めにそばで、1800円(税別)。お酒は、日本酒でもビールでも良いようでした。そばもざるでもかけでもOK。会津が楽しめそうなセットでしたよ。
そして、新幹線に乗って東京に向かう人、仙台に向かい飛行機で札幌に帰る人、九州に帰る人。東京駅でも、さらに東海道新幹線で静岡に向かう人、岡山に向かう人。東海道線で帰る人、中央線で帰る人。
それぞれの人生に戻っていくわけです。
私は、地下鉄で帰るんですけどね。
みなさんお疲れ様でした。また来年お目にかかりましょう。