ドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」を見てきました。
日曜日、降ってるんだか止んでるんだかという天気の中、木場まで行って、映画を見てきました。
妻が招待券をもらったというので、以前、二子玉川の109シネマズでみようとしたらば、連日満席で見られなかったのですが、6月20日から始まった木場の109シネマズでの上映では、当日十分に席がありました。
これは、上映15分前で、この後半分以上は埋まってました。
監督の宮澤正明さんといえば、赤外線写真で一世を風靡した写真家で、女優さんのヌード写真集なんかもとっているカメラマンというイメージだったんですが。
最近は、伊勢神宮の式年遷宮を撮影していたようで、そこから、この映画になったということです。
映画については、公式サイトを見て、何より実際に映画館で見ていただきたいのだけど、伊勢神宮の式年遷宮のドキュメンタリーと思って見に行ったらば、それだけじゃなかった、というものです。
豊かな自然に畏敬の気持ちを抱きながら、森から海へ、また森へとめぐる自然の恵みを感謝と共にいただき、古来、自然と折り合いをつけて生きてきた日本人。
その心と暮らしの原型を伊勢神宮に見出した写真家 宮澤正明は、ここに私達の未来への一つの答えがあると直感し、4K カメラを手に伊勢の森から各地の森へ、点と点を結ぶ旅を続けました。
やがて見えない糸で人と人がつながり、言葉が響きあい、日本初の4Kドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」が完成しました。
澄んだ空気を肌に感じる圧倒的な映像美、心に染みわたる音楽、そして12 人の賢人が語る知恵の言葉の数々……。
観終わったとき、新しいあなたは何を思うでしょうか。
答えはきっとあなたの中にあります。
伊勢神宮には3度行っていますが、確実に誰もが感じるレベルで、何か別の場所なんですね。その理由は、どうもハイパーソニックサウンドらしい。
その確実に誰もが感じるレベルで特別な場所であることを感じさせてくれる映像と、音楽が素晴らしい。
私は、アキコ・グレースのピアノが良かったと思いましたが、妻は木曽の木遣りに感動したらしい。
日本の文化が持っているポテンシャルと精神性を感じることもできるし、そこから派生して、映画は3.11以降の日本が持つべき姿勢というものにもつながってくる話になっていくわけです。そこにあるのは、「海」と「森」は「お慕い申し上げている」という気仙沼の牡蠣漁師の話。
一筋縄ではいかない登場人物の語りが、物語を伊勢からどんどん違う場所に連れて行きます。
その流れを好む人と好まない人もいるだろうし、それを含めてこの映画が問題作品だという点かもしれません。
見てないヒトにはなんのことやらわからない話を書いてますが、全国で上映が始まるらしいので、ぜひ見ていただきたいです。
フェイスブックでも情報更新してるらしい。
これが伊勢神宮だ!映画『うみやまあひだ ~伊勢神宮の森から響くメッセージ~』予告編 ...