さて、旅館のお楽しみといえば夕食です。
食事が用意されている場所に行くと、畳だけど椅子と卓膳。
そして、銘々の膳に紙が。
こんな紙でした。
紙を取ると、こんな感じ。一期一会です。
そして、先鉢は、そら豆とうるい黄身酒盗餡掛け。
それよりも、スペシャルなお酒が用意されていました。
そのスペシャルな森伊蔵で乾杯。グラスも焼酎を飲むグラスとは思えません。
すっきりとしていて、25度というアルコール度数を感じさせません。
氷を一個落とすとまた、香りが広がって、なんとも言えない美味しさ。
まあ、この後は普通にビールなんですが。
先ほどの一期一会の蓋を取ると、前菜です。
円の頂点から左周りで、もろみ豆腐、梨河豚胡麻焼き、蟹クリーム焼きと菜の花真砂和え、穴子小笹寿し、梅長芋、のし梅、鮎うるか漬け
先椀:海老真蒸、湿地茸 吸い物ですが、出汁がしっかりしてます。
器も素敵で、この椀もいい塗り物です。
お造りは、鯛、鮪、伊勢海老洗い、きびなご
昆布を抜いた扇は、食べられます。
炊合せは、重厚な陶器で。
黒豚の角煮、梅花蕪スープ煮
この辺から酔ってきたのかピントがおかしいです。
焼き物:奥左・マナガツオ(献立表には魚編に昌という字が書いてあります)エリンギ巻き塩麹焼き、奥右・常節貝(トコブシ)ネーズ焼き、手前右・渋皮栗甘露煮、真ん中・新筍木の芽焼き
この虫カゴみたいなのに入っているのは強肴のしゃぶしゃぶの具
一人ひとりのしゃぶしゃぶですから、喧嘩になりませんね。
お肉は、大きなものが2枚。ピントが合ってないですけど大隅牛です。
酢の物とありますが、蒸し碗でした。河豚白子玉蒸し、鴨頭葱きざみ
ご飯は、豌豆ご飯。さつま汁。香の物4種盛り。
指宿のあたりはスナップエンドウとそら豆の生産量が日本一だそうです。
デザートに、しるこ、白玉粉。これも不思議な器でした。
果物は、西瓜、苺、スターフルーツ。柚子黒糖ケーキ。
以上が、この日の夕食でした。
もちろん、お献立表がついていたから、書けるんですけどね。
どれもおいしゅうございました。
(続く)