春の大型連休初日の29日に、新宿三丁目の飲み仲間で浅草寺から吉原へ行ってきました。
浅草寺は、ちょうど特別公開中の「国指定名勝伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展」がお目当て。
観光客で大混雑の雷門から仲見世を避けて、脇道から伝法院へ。
仲見世の裏の道を歩くだけで、かなり混雑の度合いが違います。
仲見世は、もう、外国からのお客様で大混雑。
そこを避けて、裏道から五重塔の方に向かいます。
伝法院(でんぼういん だと初めて知りました)だからといって、伝法院通りではなく、奥山までズズイット行ってください。
この看板が目印で、まずは、大絵馬寺宝展を見ます。
拝観料は300円。中は撮影禁止ですが、日本画だったり立体物で浄瑠璃の一場面を表現した絵馬が江戸期のものから明治、対象、昭和初期までいろいろと見られて、なかなか楽しい。
そして、お庭は、小堀遠州の手になる約1万平方メートル(3000坪)の回遊式庭園。
中に入ると実に静かで、先ほどまでの喧騒が文字通り嘘のよう。
年配の方が多かったですが、こういう庭園は落ち着きますね。
後ろになるべく現代の建物が入らないように、特にスカイツリーが入らないように写真を撮るのはなかなか大変。
お庭だけではなく建物も素敵です。
離宮の茶室を写したものが移築されていました。
こう、スカイツリーを木で隠すのと、
スカイツリー有りとでは、
気分が違う気がするんですけどね。
外に出れば、鯉のぼりと浅草寺。
浅草寺の裏では、泣き相撲という子供の成長を祈る行事もやってました。
さて、その裏に出て、気になるお店で買い食い。
こちらはアンパンが有名なお店。
さらに、ここから大川端に向かって歩いて、大根の待乳山聖天から招き猫で有名な今戸神社、山谷堀公園と歩きます。
今戸神社にはこんな碑が。
さて、私は何度か歩いた山谷堀公園なので、皆さんに説明を加えながら、吉原大門へ。
そして、吉原神社、吉原観音を案内します。
時間も随分立ったし、皆さん歩き疲れたので、ここは三島屋で一休み。
- ジャンル:もんじゃ焼き
- 住所: 台東区千束3-4-9
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- (写真提供:とんこつ風味)
たこやきやもんじゃ焼き、焼きそば、お好み焼きを食べて、今川焼きを持ち帰り。
よしはら病院から北めぐりんで浅草に戻ります。
仲見世で買食いしたあと、ロックの方に出来た新名所へ。
まるごとにっぽんは、日本全国の美味いものやら工芸品が集まる場所。
47都道府県の「ふるさと」が
一堂に会する試み、
「まるごとにっぽんプロジェクト」“てまひまかけた本物の逸品”“全国の隠れた名産品”を日々紹介し、次世代に向けて日本の古き良き伝統や食文化、製品を後世に繋げていきます。
東京楽天地では、かつて日本有数の興行街として賑わった浅草六区地区の寂れた現状を見るにつれ、この地に再び勢いを甦らせたいと考えました。
浅草には、弊社の事業地近くまで老若男女を問わず「浅草寺詣り」に大勢が訪れています。現在、浅草寺参詣を主たる目的とした年間観光客数は2,800万人。
東京スカイツリー効果により、更なる増加が見込まれており、そのポテンシャルは計り知れないものがあります。
今回のプロジェクトでは、ただ単に施設に「モノ」を集めるだけの商業集積ではなく、地域貢献、震災復興といった社会的なミッションをも含んでいます。
当施設を利用して、伝統品産地のやる気のある方に、伝統が根付く東京・浅草の地で敢えて挑戦していただけるような仕組みも考えています。
2015年12月17日、新しい、にっぽんとの出会いがやってきます。
東京楽天地がてがける、ボーリング場の跡地にできた新しいビルです。
- ジャンル:パン
- 住所: 台東区浅草2-6-7 まるごとにっぽん 1F
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- (写真提供:ゆかさんいろいろ)
古い浅草、新しい浅草、それぞれを楽しんで、4時間ばかり。
散策の後、地下鉄で新宿へと戻りました。
伝法院の庭園は、連休後半も間に合いますので、ぜひどうぞ。