【観劇二件】ミュージカルでもチャンバラでも見ますから
先週、今週と二件に芝居を観てきました。
16日に新宿文化センターで見たのがこちら。
観劇後に通し番号の入ったカードをもらいます。私は8000番台でした。
本格的なミュージカルを見たのは随分久しぶりですが、演者の歌も素晴らしく、大変楽しみました。今年の主役のアンを演じたのは美山加恋さん。親友のダイアナ役は3年続けて演歌歌手のさくらまやさん。二人とも歌が上手くて芝居も直球でした。
エステーが夏の公演を主催して20年、赤毛のアンを始めて15年だそうで、新宿文化センターでは生オーケストラの演奏で演じられましたが、そのぶん苦労も多かったようです。音のきっかけとか、音響の調整とか大変だったと関係者の方に伺いました。
でも良質なミュージカルを子供が楽しめるようにというのは大変素晴らしい社会貢献事業だと思います。それを長く続けているエステーという会社に敬意を払いたいと感じました。本社は高田馬場にあるんですよね。そういう新宿に縁のある会社だというのも新宿区民としては嬉しいです。
21日に三鷹の武蔵野芸能劇場に見に行ったのはこちら。
時代劇専門劇団の武士道の「巌流島」。
言わずと知れた佐々木小次郎と宮本武蔵の対決ですが、これを歴史的事実を背景に換骨奪胎して、壮大なファンタジーに仕上げていました。
今日までなのでネタバレ禁止で内容は書きません。
7年ぶりの再演だそうですが、陣容はだいぶ変わっていて、しかも、劇団員の層が厚くなっている感じがしました。
7年前の予告編がありましたので貼っておきます。
今回は、佐々木小次郎を大次郎さん、宮本武蔵を道畑勇介さんということで、ここ5年ほどのファンである私からしても、この5年の進化というか配役に新時代を感じました。
今後の武士道の公演もまた楽しみです。
次回は11月に内幸町ホールだそうです。
そういえば、座長が新橋でもつ焼き屋さんもやっているので行ってみてください。
芝居を見るのは楽しいですね。ジャンルは異なっていても、そこに生きている人間の本気が見えるのがいいです。