2018年1月24日に広尾のチェコ共和国大使館に行ってきました。
アジャイルメディアネットワークの運営する「#チェコへ行こう」キャンペーンに応募して一般ブロガー枠で招待を受けたのでした。
広尾駅から10分以上歩くのですが、聖心女子学院の横の坂を上るので、雪が多少残る道はなかなか大変。こういう時に東京は坂が多い街だと感じますね。
さて、チェコ大使館は立派な建物でした。
階段を降りて、さらに地下階のホールで最初にチェコに関するレクチャーを受けます。
今年は、チェコ(およびスロバキア)がオーストリア=ハンガリー帝国から独立して100周年ということで、建国100年イベントが開催されるとのことです。
上の写真は、そのロゴです。
今回は 4団体共同イベントということで、大使館、チェコセンター(文化面)、チェコインベスト(経済面)、チェコツーリズム(観光面)の4団体からそれぞれレクチャーを受けます。
まずはトマーシュ・ドウプ全権大使からご挨拶。
チェコはヨーロッパの中央部に位置する北海道よりもちょっと小さくて、東京よりちょっと少ない人口(約1000万人)を有する国。
そこに、12箇所の世界遺産があり、工業が強く、安全な上、食べ物が美味しい。
2004年にEUに加盟して、欧州圏に輸出するためにも日本から企業が進出し馴染みのある国になりつつある。というようなことを伺いました。
4件のレクチャースライドを全部載せると大変な量になるので、簡単に。
歴史的には1918年の独立と1968年のプラハの春がやはり大きなエポックですね。
チェコというと、作曲家のスメタナ「わが祖国」、画家のアルフォンス・ミュシャ(チェコの人はムハと呼びます)などが浮かびますが、今回は、チェコを4人の著名人で紹介するというストーリーになってます。
ここで、アーティストとして、作家でロボットという言葉の生みの親カレル・チャペックと、フランツ・カフカが出てきました。
さらに独立運動の指導者で初代大統領のマサリクが欠かせませんね。
詳しくは、こちらのサイトで。
日本とチェコの結びつきについては、こんなイベントが開催されているそうです。
経済関係では、こちらのサイトを。
チェコセンターでもイベントが開催されます。
2017年がチェコと日本の国交が結ばれて60年ということで記念の年だったそうです。
今年は、独立の1918年とプラハの春の1968年をフィーチャーした展示があるそうです。
この右上の写真の女性は、チャスラフスカさん。
日本では東京オリンピックの時に大人気を博した体操選手でした。
でも、その後、革命の英雄になっていきます。
数奇な運命に翻弄されながらも日本のことが大好きだったというチャスラフスカさんは、2016年に亡くなりました。
チェコと日本のつながりを感じる話には欠かせない方ですね。
さて、こうしたレクチャーの後は、チェコで有名なマリオネット作成体験とかアクティビティもありました。
19時からは、会場をホールに移して、チェコ親善アンバサダーの授与式、クイズなどが開催されました。
大使のご挨拶からスタート。
授与式の後でアンバサダーの方々勢揃い写真。
会場は天井が広く美しい。
司会進行で大活躍のお二人。
郷土料理を中心に、量も豊富で、ワインもビールも美味しかった。
赤ワインは飲みやすくもしっかりと、白ワインは果実味が多い甘めの味。
名物のピルスナーウルケルは日本のビールに比べるとしっかりと重めのビールでした。
チェコは料理もお酒も美味しい、治安も良い、世界遺産もバリエーション豊富で、文化的にも建築的にも見所が多い町が点在している素敵な国だということがよくわかりました。
チェコに行ってみたくなりました。
イベント開催にご尽力された皆さん、参加の皆さんお疲れ様でした。