新宿三光町日乗

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【文化】神田de歌舞伎に行って来た

歌舞伎座にはなかなか行けませんが、浅草や中村座は見に行っているくらいは歌舞伎好きです。

今は若手、中堅も充実していて歌舞伎も盛況ですが、30年くらい前は歌舞伎座も空いていたそうです。

歌舞伎の楽しさをみなさんと分かち合いたいという歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎さんが開催するおくだ会というのがあるそうでワインツーリズム仲間が最近ハマっているのをfacebookで見ていました。

おくだ会とは - おくだ健太郎・歌舞伎ソムリエ

 

その若いお仲間である関亜弓さんと瓜谷茜さんの二人のユニット「かぶこ」が御茶ノ水の和テラスで開催していたのが神田de歌舞伎で、新たに場所を司町の司3331に移してリニューアルなんだそうです。

tsukasa.3331.jp

私も引っ越したばかりの新事務所がある神保町から歩いて行ける距離だし、昔勤めていたあたりに近く、懐かしい場所だなとも思い、参加することにしました。

会場には、手料理とワインが並び、参加費3000円をお支払い。

お話のテーマが「青」ということで、口切は、青い泡。

このグラスが綺麗に見えますがプラスチックで二つに分解できるスグレモノ。

パーティ慣れしている人の仕切りは違いますね。

参加者は10人ほどで、テーブルを囲んで和気藹々とお話しして、飲んで、食べて、何しに来たんだっけ、と思った頃に歌舞伎の話も少しづつ始まりました。

参加者の自己紹介を聞いていると、昔から好きだったけど周りに好きな人がいなくて話し相手もいなかった、という方が半分くらい。主催者の知人が半分くらい。前から参加している人も多いので、初参加は、私ともう一人だったかな。

会について書くことは特にないんですが、なぜかというと、聞いた話の内容よりも、こういう空間を作っている人たちがいるということが、私には新鮮だったからですかね。

実にいい感じにぬるい、温泉に浸かってワイン飲んでるような空間でした。

肯定的な空気というか、お互いを認め合って成立する空気感、いい人しかいない感じ。

不思議な感覚でした。

それは主催の二人の持っているものなんだろうなと思うし、おくださんがそれを支えている感じもありました。

今度はおくだ会にも行ってみたいなと思いました。

 

歌舞伎の解剖図鑑 (イラストで小粋に読み解く歌舞伎ことはじめ)

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マンガでわかる歌舞伎: あらすじ、登場人物のキャラがひと目で理解できる

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乙女のための歌舞伎手帖

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