坂道発進が辛そうなバスを降りて、私たちは、フジッコワイナリーのある釈迦堂まで行かず、近くのまるきワイナリーから歩き始めました。

毎回、特殊なワインを提供しているマルキさんで、今年のスペシャルは、50年もの。


さすが、現存する最古のワイナリー。
1877年(明治10年)、当時青年だった土屋龍憲と高野正誠は、日本人として初めてワイン醸造技術習得のためにフランスに渡りました。帰国後、本場の技術が導入された醸造所を引き継ぎ、土屋龍憲の手によって1891年(明治24年) 「マルキ葡萄酒」が設立されました。これが現存する日本最古のワイナリーまるき葡萄酒株式会社です。
古いものも気になりますが、やはり新しいものに目が行くわけで。

このヌーボーに、燻製たくあんが合うんですなあ。

眺めも素晴らしい。今年はワインツーリズム中、本当にいい天気でした。

いつもは中のツアーなどに参加するのですが、今年は先を急ぐので、早々に建物を出ました。すると、これまでやっていなかったアウトレットを開催中。

ラベルに傷があったり、ラベルを貼り損なったりしたものを格安で販売中。

この工場と道路を挟んだPのところで開催してました。
それにしてもいろんな品種のぶどうを栽培してますね。(元はこちら)

そして、今年の10月30日から適用された「日本ワイン」表記に対応してます。


ラベルの見方も変わってきますね。
そして、帰り際にご挨拶しなければならないのは、羊部長。
羊の営業部長と勝手に呼んでおります。
まるきワイナリーの減農薬・不耕起草生栽培の象徴とも言える羊さんです。

羊さんに別れを告げて、次のワイナリーへと向かいます。(続く)
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