11月25日の日曜日。妻と一緒に武蔵五日市まで行ってきました。
目的は、他にもあったのですが、まあそちらはおいおい。
武蔵五日市には、西武新宿線で拝島まで行って、そこでJRに乗り換えて終点の武蔵五日市駅まで。1時間半ほどで着きました。
思ってたよりも立派な駅で、駅前にはバスがたくさん。
中でも、このバスが異彩を放っていましたね。
つるつる温泉行きのバスでした。
東京都の天然日帰り温泉 生涯青春の湯 つるつる温泉公式ホームページ 美肌の湯としても有名です トップページ
ついたのが昼頃だったので、まずは何か食べようと探します。
この辺は、蕎麦とかうどんが名物なのか、そういうお店が多いようです。
最初はネットで調べて、この店に向かいました。
ところが、外まで人が並んでいて、1時間以上待つとか。
待つのが嫌いな我々は、近所の別の店にします。
この佇まいに惹かれて入りました。
メニューはこんな感じ。
蕎麦よりもうどんがメインですね。
写真は撮りませんでしたが、内装も昭和の感じたっぷりで、おばあさんとおじいさんと息子でやっているような店でした。
私は、葱豚うどん。妻は、鴨汁うどん。
普通のうまさ。うどんは手打ちなのか太さがまちまちで、汁も特筆するものはないんですが、体にしみる優しい味です。
鴨汁うどんは、汁にゴマが入っていて、ちょっと変わっていました。
お腹を満たした我々は、目的に向かって歩きます。
バス停4つ分先まで行くのですが、坂道なのに歩いてしまうので、我が家の旅。
途中、こんな素敵な場所がありました。
ロケ地のような洋館は、東京都の文化財指定を受けている小机邸。
中では喫茶室もやっているようです。
明治8年頃建造。五日市地方最古の和洋折衷様式の住宅である。
こういう期待していない優れものに出会うのが好きで歩いちゃうんですよね。
さて、さらに1時間ほど歩いて、幸神、つるつる温泉入り口を過ぎて、おしゃれな大久野郵便局を超えて、萱窪交差点を左へ。
秋川街道もこの辺まで来るとだいぶ深まってきます。
ふと見ると一角が紅葉で綺麗。
大久野碑というそうです。
さらに進んで、左手にある多摩聖地霊園が一つ目の目的地でした。
ここに妻の部下だった人が眠っているのです。
樹木葬なんだそうで、墓に興味がない私も、こういうのならいいかもなと思いました。
線香を供え、お参りをして、次の目的地へ。
地図で見ると近いんですが、歩くと結構ありました。
ここの燻製チーズがうまいんだそうです。
これを買って帰って、家で食べましたが、確かにうまい。
そういえば先週勝沼で食べた、T先輩の燻製チーズもうまかったなあ。
チーズと燻製は合いますね。
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お土産もゲットしたので帰ります。
帰りは、さすがに歩いて駅までは無理なので、萱窪からバスに乗りました。
バス停の近くにあるのが幸神堂という和菓子屋さん。
ここで見たのが、ロンヤスまんじゅう。
詰め合わせの真ん中のやつですね。
1個買おうと思ったらば売り切れてました。
確かに、日の出町といえば、ロンヤスですよ。
途中、日の出山荘の看板も見たのでした。
もうロンヤスとか言っても何のことかわからない人の方が多いかもしれませんね。
レーガン元アメリカ大統領ご夫妻来町 | 日の出町ホームページ
昭和58年11月11日、当時日本を来日中のアメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガン閣下及びナンシー夫人が、日の出町にある中曽根総理大臣の「日の出山荘」で『日米首脳会談』を行った。
レーガン大統領夫妻は、平井中学校校庭にヘリコプターで到着し、平井中学校では町長をはじめ町議員・中学校生徒・保育園児などたくさんの歓迎式を受け、沿道では町民が星条旗と日の丸の小旗を持って迎えた。
その後、車で日の出山荘に向かい首脳会議を行い「ロン-ヤス会談」の様子は世界各国に外電として流され、全国の注目を浴びた。
現役アメリカ大統領が日本の田舎の山荘に来たんですから大騒ぎだったでしょう。
それを記念した饅頭が、まだ売っているくらい、大変なことだったんですね。
35年前のことです。
日の出山荘は、中曽根元総理から日の出町に寄贈されたんですね。
2006年(平成18年)11月11日、中曽根より日の出町に寄付され、2007年(平成19年)11月11日に「日の出山荘 中曽根康弘・ロナルド レーガン日米首脳会談記念館」として一般公開された。
こういう面白い出来事も地元まで行かないと気がつきません。
だから、私たちは歩いてしまうわけですね。
1時間かけて歩いて行ったわけですが、帰りはバスで10分でした。
でも、バスだと気がつかない面白さが歩くと見つかります。
最近、芸能人が田舎を歩く番組が多いですが、こういう面白さがあるからなんでしょうね。
この日は1万5千歩越えでした。
前の週のワイナリー巡りよりも歩いていました。