今日は、3月11日。
あの日から8年が経ち、テレビでは被災地の状況を映す番組ばかり。
あの頃は別のブログサービスで書いていたので、その頃の記事をサルベージしてみる。
あの日、勤め先のある和光市から、自宅のある新宿まで歩いて帰った私。
1週間後にはこんなことを書いてる。
そして「新しい日常」が始まった。
それから8年。「新しい日常」は忘れ去られ、元にも戻れず、先にも進めない行き詰まり感の中で「日常」が過ぎていく。
節電も温室効果ガス減少もどちらも忘れた「先送りの日常」とでもいうべき感覚が、政府以下日本全体を覆う中で、平成は終わりに向かっている。
新しい基準を元にした新しい日常を構築し直すのは、オリンピックが終わってからにしようという感じすらある中で、この国は、私たちは、どこに向かっているのだろう。
などと他人事のように定型文で締めている場合ではないだろうな、とも思う。
あの日の気持ちを思い出すために、今は別の働き先になったけれども、歩いて帰ってみようかと思ったりもするわけです。