新宿三光町日乗

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【食】モンゴル料理のウランバートルに行ってきた

昨日、両国で芝居を見たので、そのあと両国で食事をすることにしようと前から決めていました。なので、予約しておいて、芝居の関係者と芝居を見なかったけど、この店が気になっていた人たちと一緒に、5人で食事することになりました。

ulaanbaatar-ryogoku.jp

この店は、それくらい大勢で来ないととても食べられない名物料理があるからです。

このマトン骨付き塩ゆで肉=チャンスン・マハ がその料理。

3人前からなので、5人くらいいないと他の料理も食べられません。

入り口前に開店時間の18時に集合したんですが、まだクローズの札がかかったまま。でも、常連さんらしい人たちが入っていきます。意を決して、階段を上ると、店の中はすでに席にかけているお客さんがいて、空いている席も予約で埋まっています。

内装は、落ち着いた雰囲気で木を十分に使った内装。テレビでモンゴルのミュージックビデオらしきものが流れています。インド料理屋でインドのミュージックビデオが流れている店がありますが、あの感じ。特に強調するわけでもなく音楽がかかっています。

テーブルの上には、岩塩と小さなおろし金がスタンバイ。これが活躍します。

まずはビールと烏龍茶と、モンゴルのフルーツ「チャツァルガン」のジュースで乾杯。

日本の酒も充実。モンゴルビールは取り扱いをやめたらしい。

まずはサラダから。

これがウランバートルサラダなのですが、自家製ピクルスというよりも地中海のラタトイユのようです。おいしいラタトイユとして食べて、葉っぱにかかっている不思議なドレッシングを味わうのがグッド。

サイドメニューとして、ポテトハンバーグ。

マッシュポテトがものすごくよく出来ていて、挽肉の味付けも塩中心で美味しい。

これはずっと食べられそうな味。

さらに、お店一押しのモンゴル料理であるボーズ。

蒸し餃子というよりも、中国のパオズですね。それがモンゴルに渡ったんでしょうね。

続いて、揚げ物でモンゴルのピロシキというホーショール。3つ頼んで半分に切ってもらいました。

これとの違いを確認したくて、シャルビンも頼みました。

中身は同じような羊肉のひき肉なのですが、シャルビンはおやきのように小麦粉の皮で挟んで焼いたもの。ホーショールは揚げたもの。好みですね。私はシャルビンも好きでした。

そして、ついに、主役がドーン。

骨付き羊肉の塩茹で。3人前。

付け合わせが写真よりも少ない気もしますが、なんだかわからない沢庵がついていて意外にこれがうまかったりして。

透明の手袋がついてくるので、それをはめてナイフでカットします。

 

右にある付けダレが塩味とごま油と何か入ってますがわからなかった。

肉は、これに付けて、油の多いところは、岩塩を削ってかけて食べた方が美味しかった。

特に脂身の美味しいこと。

5人で食べ尽くしました。

デザートは、アイスとヨーグルトに「チャツァルガン」のシロップをかけたもの。

この「チャツァルガン」は、マンゴーとパッションフルーツを混ぜたような味わいでモンゴルに自生するらしいですが、ちょっと南方系の味がして美味しかったです。

 

これだけ食べて、あまり飲まない人たちなので、生ビール4杯、瓶ビール2本かな。

それで、13750円。一人2750円。

コース料理もあるんですが、席だけ予約にしてよかった。

もう、コースとか食べられないお年です。

羊料理専門店ですが、調理したものが出てくることもあってジンギスカン屋さんに比べれば匂いも少ないですし、どの料理も圧倒的に食べやすく、日本人に合うんじゃないかと思います。

この店は、元力士の白馬さんのお母さんの経営とか。

モンゴル出身力士も訪れるそうですが、ちょうど九州場所の時期なので、お相撲さんはいませんでした。

東京場所開催時期とかに行けば、会えるかもしれませんね。

とにかく、美味しかった。ごちそうさまでした。

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