【2020台湾】故宮博物院に行ってきた:台湾旅その8
2日目は、雨予報。この時期の台湾は雨が多いらしいのですが、ちょうど当たりました。
そこで室内多めにしようと故宮博物院に行くことにしました。
まずは、MRTで士林駅へ。有名な士林夜市は、士林駅ではなく一つ手前の劍潭駅で降ります。
ホテルがある松江南京駅からなので、オレンジラインで中山駅に出てレッドラインの淡水行きに乗り換え。この辺り、ホテルの場所が便利で助かります。
駅を出ると、故宮博物院ムードが高まります。
こんなところにゆるキャラが。バス乗り場を案内しています。
今回、白菜は阿里山の南部院区の国宝展に出張中でした。
故宮博物院には、士林からバスが便利です。バスに乗ったらば、この場所に悠遊カードをタッチ。(ブレちゃった)MTRからの乗り換えなので、15元のところ7元で乗れます。28円です。
バスで15分くらい。バスもいろんな路線が通ってます。本館の下まで行く紅30というのに乗れるといいのですが、これは本数が少ないので、とりあえず、故宮博物院前に行くならば、どれでも乗ってみましょう。
山が迫ってくる中で、バス停に到着。
もっと山の中だった印象があるのですが、向かいにマンションがありました。
この塔が目印です。
まずは、庭があります。こちらは無料。
故宮博物院は、コロナウイルス対策で開館時間が短くなっていました。
こちらがウェブサイトのトップ。
入り口にはこんな案内が出てます。
さて、入口から本館までは結構あります。
突き当たりの、この御物の左右から階段で上がります。
入場料金は、350元。約1400円。日本の国立博物館は常設で620円(4月1日から1000円に値上げ予定)なので、ちょっとお高いですが、まあ、それだけのことがあります。
ノンフラッシュなのと、三脚と自撮り棒はダメですが、撮影し放題ですしね。
そして、入口が物々しいのは、コロナ対策でサーモグラフィが設置されているからです。
熱があるひとは入れませんよ。人が通ると自動的に温度が画面に出ます。
台北は、こういう対策がしっかりしているのを感じました。
そして、これはいつものことでしょうが、飲み物や食べ物を持って入れません。入って右奥でペットボトルは預かってくれます。ほとんどの観光客が、ここで預けてました。
10元が必要ですが、後から戻ってくるタイプのコインロッカーもあります。
中はもういろんなものを見たんですが、写真を撮ったのは、これだけ。
結構でかいです。本当に肉の脂身が乗っているみたいですが、石です。
足が棒になるくらい館内を歩き回って、最後にミュージアムショップへ。
このマスクが気になりましたが買いませんでした。
ロビーにあった、この充電システムが気になりました。
スマホを置いておけば、充電できるんです。
蓋を開けるとこんな感じ。
これ、日本でも欲しいですね。鑑賞中に充電しておいてもいいし。
今回、館内は日本人観光客が多く、少数の韓国人観光客がいました。
中国人観光客は、現状では台湾に入国できないので、当然いません。
そのため、15年くらい前にきた時(リニューアル工事中で外壁が見られなかった)に比べてガラガラでした。
日本人ツアーのガイドさんがあちこちにいたので、ツアーガイドの説明をこっそり聞いて、詳しい話を理解したりして。それができるくらい日本語ばかりが聞こえてきました。
中国人観光客に人気なのは、もともと向こうにあったからでしょうか。
中華民国は、建国13年目に清朝を退位した溥儀皇帝を紫禁城から追放し、1925年10月10日、紫禁城を故宮博物院として正式に設立させました。この時から、歴代皇室と宮廷が所蔵していた世にも稀なる貴重な文物は、中華文化遺産として永く後世に伝えられることとなり、全ての人々が自由に宮廷に出入りし、国の至宝を鑑賞できるようになったのです。
膨大な収蔵品は、何ヶ月かに一度入れ替えれいるそうなので、いつ行っても新たな発見がある場所ということが言えそうです。
市内からはちょっと距離がありますが、今回、久しぶりに訪れてみて良かったなと思います。