迪化街で買い物をした後、大橋頭駅からオレンジラインに乗った我々でしたが、ホテルに戻る2人を松江南京駅で見送って、そのまま東門駅まで行きレッドラインに乗り換え大安森林公園駅へ。
大安森林公園駅そばの高架下で土日だけ開催している花市に向かいました。
向こうが見えません。普段は高架下の駐車場のようなのですが、とにかく花市が続きます。
花市場は1976年に重慶南路から始まり、その後土地の関係などで一時期は中止されたこともありましたが、1983年にいまの場所で再開されました。現在は信義路から仁愛路の間の約400メートルに、中央を通路として左右に約200のブースが並びます。週末限定ではありますが、内湖花市と並んで市内でも有名な花市場です。
直線で400メートルは長い。ゴルフで言えばミドルでは無いです。ロングホールです。
切り花や植木が並んでいるのですが、その中にどうやって持ってきたのかと思うような大きな木が立っていたりします。
最初は、切り花安い、とか言っていたのですが、そのうち、口が開いてきます。
なんじゃ、こりゃ。
桜咲いてますから。
植木鉢や肥料、庭に置く石とか、池の水回りに関するものまで、もう、なんでもあります。
そして、その先にあるのが玉市。
続いては仁愛路から北に向いて伸びる『建国假日玉市場』。公式サイトによると、「玉器文化」は中国固有の伝統文化であるとの考えから玉市が始まり、1989年からこちらの場所で開催されているようです。
こちらもほぼ同じ長さにわたって玉、つまり宝飾品や飾りを売る店が、はば1.5mのテーブルを1軒の店として延々に並んでいます。ざっと計算すると1000軒できかないと思うほどの店が、まさに玉石混交で石を売っています。
こちらは、花市よりも天井が低く、お店の人間が近いので、写真は遠慮しました。
そういえば、花市の入り口の向かいに、「芸文特区」と書いた場所があり、そこは骨董市なのですが、最初、そこが玉市なのかと思って入りました。ここはそれほど広く無いです。
それにしても、玉市・花市は広い。合わせて南北に約1キロあります。ここだけで6000歩くらい歩数計の数字が伸びました。
こうした人の集まる場所に必ずあるのが、このポスターのような「手を洗いましょう」と言うコロナウイルス関連ポスターです。
台湾は公的な機関が積極的に関わっているなと感じました。日本では、ここまで公的な機関がやってないタイミングでしたから、感心するやら、日本が情けないやら。
ようやく、これで一旦ホテルに帰りました。