西門につきました。
この辺りは、台北の原宿とも言われる若者に人気のショップなどがある地域。
まずは、歩いてきたので休みたいという声に合わせて、コーヒーを飲みに入ります。
蜂大珈琲は老舗の喫茶店です。
「蜂大咖啡」の創業は1956年。コーヒー豆と機材の販売を始めるとほぼ同時にカフェもオープンしました。まるで時が止まってしまったかのようなレトロな雰囲気残る店内は、どちらかというと喫茶店、コーヒーショップといった言葉が似合います。1階はカウンターの外、2人用のちょっと小さめなテーブルと4人掛け用席が、2階も同様にテーブル席が並びどこか懐かしい雰囲気です。細長い店内、窓の向こうには歴史的建造物「紅楼」の借景が。レンガ造りの壁が店の雰囲気にぴったりマッチしています。
コーヒーを頼んで、店頭で買ったクッキーを一緒に食べます。
ブレンドが100元、台湾珈琲が150元。
オリジナルのコーヒーカップとソーサーが素敵。コーヒーを入れる機械やサイフォンなどが描かれています。
店頭では、先ほど食べたクッキーが売ってます。
これもお土産にいいですよね。
鶏仔餅は、乾燥肉が入っていてちょっとしょっぱくてクセになる味です。
合桃酥は、くるみ入りクッキー。甘くて美味しいです。
店頭ではコーヒー豆も売っています。
この日は空いていたので、入れませんでしたが、二階も良い感じでしょうね。
で、蜂大珈琲が空いているには理由がありました。
西門の中心的存在の紅楼の周りも、人けがない。
映えそうな写真を撮っているお姉さんたちくらいしか居ません。
「西門紅楼」が建設されたのは日本統治時代の1908年。台湾で初めて建設された公設市場で、冷蔵施設を備え、新鮮な食材を長期間保存できる画期的な建物でした。当時は西門町のシンボル的存在でもあったんです。
この施設は今は中に店が入って居て、土産物なんかを買うにはいいらしいんですが、月曜日はお休みでした。
八角楼内にお茶が味わえる西門紅楼茶坊、台湾グッズが買える西門紅楼精品区と、文創孵夢基地となる16工房およびレトロな劇場空間二楼劇場など多元的な地区を設け、台北市の新しい文化創意産業発展の中心に変身することに成功しました。様々な文化体験イベント、ガイドツアー、創意講座、手作りワークショップなどを開催するほか、週末に手作り市、舞台公演、中央展示区展覧会なども不定期に行います。
ということで、またしてもツアーガイド(うちの妻)の不手際で、中に入れませんでした。諦めて、周辺をウロウロします。
タピオカ屋とかグッズ屋さんなどがある中、妻が行きたかったのはこのカバン屋さん。
帆布を使ったカバンが有名なんだそうで、自分への土産にカバンを買って居ました。
他にも、友人への土産にTシャツを買ったり、西門を堪能した後は、龍山寺へ向かいます。