龍山寺からMRTで北門へ。そこから歩いて再び迪化街(ディーホアジェ)へ。
北門駅からの行き方は、こちらの記事に詳しいです。
北門駅からアクセスする場合は、3番出口を出て横断歩道を渡ります。
ここで横断歩道を渡る方向さえ間違えなければ、後の道のりはとてもシンプルです。
まあ、ほぼ真っ直ぐですからね。
この看板から先は迪化街。
前日の日曜日にも迪化街に行ったのに、なぜ、二日続けて行ったのか。
それは、この店が日曜日は休みだったから。
文字化けしちゃった。日本語サイトもあります。
清の光緒年間、台湾の桃園虎頭山に住んでいた簡一族が永楽市場(延平路二段36路巷)に移り住み、民国4年(1915年)、永久号は創業しました。光緒年間から数えると百年以上になります。
民国70年代(1981)になって、永久号は経営方針を変え、フカヒレ、貝柱、あわび、カラスミなどの高級品さ主として扱うようになりました。なかでも永久号のカラスミは、三代目の店主が改良を重ねた結果、日本、台湾の各界から贈答品の指定を受けるようになり、高い評価を得ております。
というわけで、カラスミを買う時はこの店と決めているのです。
同行した方がカラスミ好きで何としても買わなければならないと、再度来た次第です。
からすみを買った後h、日曜日は雨でゆっくり散策できなかったこともあり、改めて迪化街をぶらぶらしました。
おしゃれカフェや土産物セレクトショップ的な店も多くなりました。
古い問屋をリノベーションして、奥に長い京都の町屋のような建築を生かして、中庭が見えるカフェを作ったり、楽しい店が増えています。
こういう風に、面から見えないところにあるカフェの看板が出ている店があるんです。
外観はそのままで中はモダンな店も多い。
この店は、紙のアート(ペーパークラフト)で動物の形になったり、お面になったりするお土産が買える店。
日本語でのネットストアもありました。
知らずに入ったんですが、ちょっと驚きの作品群で、紙好きの間では有名な店らしいです。
この日は前日とはうってかわって好天で、気持ちよく歩けます。
迪化街の良さは、こういう古い建物を見て歩けるところ。建築好きにはたまりません。
レンガが良いですよね。問屋倉庫街なので、ガッチリした建築物が多いです。
お土産には、昨日買ったドライフルーツや乾物、お茶の他、バッグやかごなども可愛いデザインのものが安く手に入ります。布の問屋街でもあるので、端切れを使ったぬいぐるみとか生地を買う人もいるみたいです。
歴史的にも重要な地区なので、いろいろな楽しみ方ができる街です。
ここは台北市に現存するなかで最も完全で、歴史的意義のある古い町並みです。百年来ずっと台湾の南北貨(長い間保存可能な乾物や缶詰等のことで、例えば椎茸、きくらげ煮干しするめ等のこと)、漢方薬、布地の最大の卸小売市場です。昼過ぎに、欧風建築の立ち並ぶ迪化街をぶらりとすると、古の雰囲気に浸れるだけでなく、中国の伝統的な農具店、竹器行(竹細工店)、精米所、香舖(線香などを売る店)、灯籠店などの古い商売を知ることが出き、さらに各種の美味を賞する事や、多様で豊富な乾物や布地を購入する事もできます。もし、旧暦の新年のころに迪化街を訪れれば、新年の準備のために買い物に来る人で水も漏らさないほどに混雑していて、中国式の「年味」を十分に顕にしています。
お散歩を堪能した我々は、また大橋頭駅から次の場所へ向かいます。