【大人の遠足】ワインツーリズムが中止なら、自分たちが行けば良いのだ:その3:くらむぼんからマルキその後ランチしてルミエールまで
百花苑を出て歩き出した我々が向かったのは、去年、とても素晴らしい体験をしたくらむぼん。
ところが、お昼休み直前で、試飲コーナーもおやすみに入ったところ。
今年の各地での特徴である、受付で連絡先を書いて、建物に入りましたが、時間切れです。
残念ながら、早々に失礼して、次は羊社員さんがいるマルキへ。
入館時は、ここでも代表者が連絡先を記入して、手を消毒して入ります。
消毒の機会が、センサー付きだったり、足でプッシュするあタイプなどワイナリーによって色々ありました。その辺の話は、別途まとめて。
こちらでは1階で試飲ができます。
色々いただいて、建物の裏に回って羊社員さんにご挨拶。
羊は可愛がっているわけではなく、立派な役目があります。
羊が自由に動き回り、地表を掘り起こし、雑草を食べます。そして羊の排泄物が健康的な肥料となり、土地循環をお起こします。表土が耕され、送り込まれた空気から微生物の動きが活発になり、土壌の状態が良くなります。この近代的手法の最大のメリットは、より環境に優しく、自然を破壊しないという点にあります。ワインづくりを通して、美しい自然環境への配慮を心がけています。
さて、もう一軒ルバイヤートこと丸藤葡萄酒へ行くつもりが予約した時間が近づき、中途半端なので、まずはランチを予約したお店へ向かいます。
奥様の名前から名付けたというミル・プランタン(千の春)。
我々が着いたのが、予約時間よりも15分ほど早かったけども、ちょうど前のお客様が出てきたところ。
すぐに入れるかと思ったらば、「消毒しますので」ということで、ちょっと待ちます。
これもまた、今年の味わい。
こうした点も含めてお店の工夫が素晴らしいからでしょう、予約でいっぱいです。
時間になって入店。
内装も素敵です。
富士桜ポークのローストに葡萄ソース。
絶妙の火入れでピンク色したポークにブドウソースの甘さがぴったりでした。
満足した我々は、英気を取り戻し、また歩きます。
今度は、ルミエールへ。
看板が新しくなってました。ホテルを建てる気があるようですね。
フランスにあるような泊まれるワイナリーを目指すのでしょう。
ここで3時近くなり、次に何処か行こうかと思うも、雨が降ってきます。
甲府で予約してある店が5時30分なので、ここでタクシーを呼んで勝沼ぶどう郷駅に戻り、移動することにしました。
ルミエールから勝沼ぶどう郷駅までは、タクシーでも1600円ほど。三人づつ乗っていけば、一人500円強ですから、バス2回分くらいですね。
この回のルートはこんな感じです。
それにしても、やはりワインツーリズムの時は、バスがあって本当に便利でした。
勝沼はワイナリーが多く、ある程度密集しているとは言いますが、基本的にワイナリーの周りには葡萄畑もあるわけで、歩いて回るには決して近くはない距離です。
駅との行き来はもちろん、ワイナリー間の移動でも無料バスのありがたみを知ることになりました。
ワインツーリズムが中止なら、自分たちが来れば良いとは言え、来てみて尚更ワインツーリズムのありがたみを知ることになりました。
(続きます)