【大人の遠足】ワインツーリズムが中止なら、自分たちが行けば良いのだ:その6:午前中は単独行動
朝から温泉に入って、朝食も食べて、万全の態勢で2日目を始めます。
今日は、午前中はそれぞれ自由行動で、お昼に集合になっています。
私は、前から気になっていた山梨県立科学館に行くことにしました。
www.kagakukan.pref.yamanashi.jp
名誉館長が地元山梨出身で2015年ノーベル生理学・医学賞受賞者の大村智先生です。
www.kagakukan.pref.yamanashi.jp
気になっていたのは、山の上にあるからよく見えるんです。展示も気になりますが、その形もユニークで建築的にも見てみたかったわけです。
しかし、行きにくい。甲府駅からバスが出ているんですが本数が少ない。
どうしようかとホームページを見ていたらば、甲府駅からなんとか歩いて行けそうです。
甲府駅から自然遊歩道(上り坂)があります。たまにはハイキング気分でお越しください
これはいいぞと、湯村温泉からバスで甲府駅に出て、歩けばいいやと思ったんですが、バスが中途半端な時間だったので、まあいいやと湯村温泉から県立科学館まで歩くことにしました。
湯村温泉から山手通をまっすぐ歩いて15分ほどで駅前に向かう交差点である武田に着きます。
これを左に坂を登ると武田神社に行きます。
武田神社には三年前に行きました。
そこからさらに山の手通りを進み、愛宕トンネルの手前の元紺屋あたりで右に折れ、英和高校を目指します。
そこで、古の道の案内を見つけました。
3年前に、武田信玄関係は回ってますので、ここから、みはらし台の方に行って、さらに県立科学館まで上がろうという目論見です。
こういう素敵なお宅なども見つつ、徐々に山にかかります。
鬼門除けなんですね。
ここから急勾配の山道を登ります。
風情のある立派な神社です。本日の安全をお詣りしまして、さらに進みます。
こちらも急な階段を登った先にございます。
手水舎が素敵なんですが、今は使わないことになっているところが多いですね。
こちらが本殿です。私が入った時に、白い猫が通り過ぎたんですが、写りませんでした。
その猫が本殿の裏に回ったので、気になって見に行ってみると、裏から上の道に出られるようになっていました。そこにあった家がもう誰も住んでないようなのですが、立派な石垣の上にあって不思議な風情。
何にしても、この愛宕山に結構家が立っていて、多くの人が暮らしているようです。景色はいいんでしょうけど、買い物とか不便だろうになあ、と思います。
道路をあがって行きますと、配水池があり、その先に展望台があります。
みはらし台というくらいですから、晴れていれば南アルプスが望めるようです。
しかし、生憎の霧というか靄というか、甲府盆地は真っ白に煙っております。
どうもここは、中区配水場と言う場所で、上水場らしいのですが桜の名所だそうです。
甲府の穴場的桜の名所が、中区(ちゅうく)配水場。普段は立ち入りは禁止ですが、桜の季節だけ一般開放されます。
大正元年に創建され、今でも現役の水道施設。一度中に入って見たいものです。
さて、さらに愛宕山を登ります。
ここから道は舗装ではなくなり、ハイキングコースから山道へと変貌します。
格闘すること30分。
やっと、県立科学館に出ました。
途中、写真を撮るのも嫌になるほど急な坂になったり、きつい石段があったりと、どうなるかと思いました。数年前に大山詣りして以来のきつい山道でした。
歩いた道は、こんな感じ。
ようやく着いた科学館ですが、ちょうど入場時間の9時30分ごろで、多くの親子連れが訪ねていました。
入館には事前に予約するか、当日入館申込書を書く必要があります。
今年の新様式ですね。
面倒臭くなったので、入館せずに、周りを歩きます。
山の上にあるので、景色が抜群だと思います。富士山も見えるらしい。
晴れていればね。
ここは標高が、423メートル。甲府市内が280メートルくらいだそうなので、120メートルくらい登ったことになります。そりゃ疲れるわ。
景色を楽しみにしていたので、ちょっとがっかりしながら、山を降ります。
本当は、ここからバスに乗って降りるつもりだったのですが、1時間に1本のバスがちょうどいったばかりと言う運の悪さ。
歩いて降りることにしました。
(続きます)