シャトー酒折からドメーヌQに向かうにあたって、T先輩が「歩けるね」と言い出しました。
まあ、私は、すでに湯村温泉から甲府市内を通って、山越えを果たし、シャトー酒折の坂も登ってきていますんで、別にもう、どこまででも歩きますが、皆さんはよろしいんですかね? と思っていたわけですが、おくびにも出さず、素直に従います。
ここから山手通り沿いをさらに歩くわけですが、これが思ったよりも遠かった。
約2.7キロ、たっぷり30分以上かかりました。
酒折ワイナリーの坂を下れば後は平坦な道路の歩道を行けば良いのですが、この辺りは道路に融雪孔があり、ちょっとガタガタしているんですね。お一人キャリーバッグをお持ちだったので、それが引っ掛かり気味になってしまうというマイナスがありました。
イメージでは大きな道を越えてすぐだと思ったのですが、結構、雁坂みちに入ってから長かった。
でもいつかは着きます。
毎年、こちらのランチが楽しみだったのですが、昨年は、コースが変わったために行けませんでした。
毎年お昼を食べていたドメーヌQは、今年はバスの中から見るだけ。
あの会長に会えないと思うと寂しいですが、スケジュール的に難しかった。
つまり今年は、2年ぶりのランチになります。
そして、いつもはワインツーリズムのスペシャルランチだったので、レストランボルドーの通常のランチを食べるのは初めてです。
やはり、こちらで食べるエスカルゴは美味しいですからねえ。
こちらでも、入館時に検温と消毒は必須。そして、テーブル上にはアクリルパネルがセッティングされています。しかも1席づつ空けてあります。
こちらはウェディングもありますから、今年は相当厳しかったんじゃないかと思うんですが、しっかりと対策をとっていますね。
最初のいっぱいは、白で。
そして、順次出されてきます。
やはり、このエスカルゴはうまい。
クラムチャウダーは初めて食べました。懐かしい味がするスープでした。
メインは、フィレなので、ちょっとあっさり。
いつものコースのように脂身が食べたかったなあ。
そして、この肉に合わせて、赤をおねがいします。
いつものルージュQです。でも温度管理が素晴らしく、やはり美味しい。だんだんと開いてきます。
最後は、デザートとコーヒーで。
申し分のないランチコースでした。これで一人当たり4000円。
これを食べて思ったのは、いつもワインツーリズムで出していたビフテキとエスカルゴは、かなりお店側が奮発していたんだなということでした。
会長が元祖ビフテキの名にかけて、値段以上にいいのを出してくれてたんですね、きっと。
日本で初めて牛肉のステーキを目方売りしたレストランです。
その名は「ビフテキ」。
とても愛されてきました。
また、日本にフランスワインがあまり渡ってこない頃から
既に独自のルートで輸入して、お食事とともにフランスワインを
お召し上がりいただいたレストランです。
お見かけしませんでしたが、ショップのほうにいらしたのでしょうか。
いつまでもお元気でいてほしいです。
そして、ランチの後は、石和温泉駅まで歩きましたとさ。
結局、この日は、約14キロ、2万歩ほど歩いたことになります。
さあ、大人の遠足もおわり、帰ります。結局、湯村温泉から石和温泉まで歩きました。約二万歩でした。
このワインツーリズムはよく歩くんですが、これまででも最高じゃないかなあ。
細かいところは違いますが、だいたいこんな感じ。
特に今回は上下動が激しかった。
2日経ちましたが、まだ足が痛いです。
無理はヤメましょうね。
自分たちで行ってもできないことはないけど、やはりワインツーリズムは地元の皆さんの協力と熱意が大事なんだなと改めて感じました。
特に足がないときつい。こんなに歩いても、まわれている件数はだいぶ少ないですからね。
来年は、多くの皆さんとまたワインツーリズムでお会いできるのを楽しみにしたいと思います。
そして、今回、多くの方々がコロナ対策をして、ワイナリーを開けていたことが本当に嬉しかったことを申し添えておきます。ありがとうございました。
(終わり)