まかないパーティ「すしどこ?さいしょ」に行ってきた
立会川にある「寿司さいしょ」は、SNS界隈で有名な話題のお店です。
r.gnavi.co.jpこちらには、大井町時代、銀座時代と伺っていますが、立会川に移転してからは2度目の訪問。
前回は、結婚記念日でした。
こちらのお店も、緊急事態宣言の乱発が続く東京での飲食店として苦戦を続けています。
そんなお店を支援すべくイベントに参加してきました。
お店の入り口。
19時開始で、お客さんはカウンターと小上がりなどに12名。
まずは生ビールから。
生ビールはお店でしか飲めないので嬉しいですね。
突き出しがわりに、春菊の白和え。この春菊はさいしょさんが自ら育てた「さいしょ農園」の物です。
続いてサラダは、カツオのタタキサラダ。パクチー添えなのですが、私はパクチーが嫌いなので避けてもらいました。新玉ねぎはやはりさいしょ農園製です。
サラダに使った皿は、麻布十番の店が移転するので譲り受けたものだそうで、本日デビュー。イタリアンの風情がします。
続いては、牡蠣のアヒージョ。ニンニクはさいしょ農園。エリンギと合わせて。
煮物といえば、煮物。油で煮たものですからね。
急遽参戦は、琵琶湖産の稚鮎の天ぷら。市場で困っていた卸さんから「保護」したものです。捨て猫ならぬ、捨て値の子です。
粟国の塩を添えて。カリッとして美味しかった。揚げたてを出すので、1尾しか乗ってませんが、こちらは1人あたり二尾ありました。内臓がほろ苦く美味ですね。
お肉は、豚塊を塩味で煮た角煮。沖縄のマース煮のようです。
こちらは、バイトのイケメン君ことけいや君が作ったもの。
プロ料理人も認めるうまさでした。このバイト君がこの間、ユーチューブやクラウドファンディングなどでさいしょさんの右腕として大活躍していたんですが、料理の腕もなかなかのものです。
自家製の柚子胡椒が添えられていたんですが、スープに溶けちゃいました。
柚子は鹿児島からのもので、唐辛子は農園製だそうです。辛かったです。
ここで日本酒へチェンジ。白ワインみたいですが、日本酒です。
ここから一気に賄い感が出る炭水化物シリーズ。
蛍烏賊のアーリオオーリオペペロンチーノ。蛍烏賊は旬の時期に購入したものを市場の卸さんの倉庫で冷凍保存してあったもの。なので鮮度が落ちてない。肝が美味いですね。
春菊とニンニクは農園製。
さらに、蛍烏賊シリーズ。炊き込みご飯です。さいしょ農園のスナップエンドウが色味も食感にもアクセントを添えています。
土鍋ご飯は美味いですね。さいしょさんが混ぜています。
もう美味いのなんの南野陽子ですよ。
さらに賄いの真打。酢飯のチキンライス。寿司屋の酢飯だからこその旨さです。
酢飯ですから、あらかじめ酸味と甘みが入っているわけです。そこにケチャップが入るので、酸味と甘みの相乗効果でさらに旨さが増しています。
飲みながらの作業でも此処一番は真剣な表情。
締めは秋田の酒粕を使い、バターでコクを増した豚汁。
ビール2杯、レモンサワー2杯、日本酒3杯をいただきました。
飲み放題で、本日は8000円のお支払い。
22時に散会しました。
感動したのはチキンライスですね。前から食べたかったので。
感じ入ったのは角煮。イケメン君の腕に恐れ入りました。
感激の旨さは、ホタルイカの炊き込みご飯。土鍋の旨さもありますが、味付けがいい塩梅でした。
満足して帰り道で旨さを反芻しながら京急線に乗ったのでした。