原茂ワイナリーでワインを4本空けた我々一行は、3時に迎えに来たワインタクシーで次へと向かいます。
タクシーでワイナリー巡りなんてお殿様ね、と思うかもしれませんが、ジャンボタクシーと普通のタクシーの2台に分乗して2時間借りて34600円。11人なので一人当たり3千円強です。朝乗ったバスが300円ですから、1日ワイナリー巡って3300円。これって、そう高い値段でもないと思うんですね。
なぜならば、タクシーそのものがすぐに捕まらない状況だからです。
駅前でもタクシーが見られない時間帯も多く、事前予約なしでは利用できません。ワインバスも本数が少ないですし、今回のようにまとまった人数ならば予約しておくに限るのです。
しかも、勝沼はまだしも、今回後半に行った塩山地区はワイナリーがまばらに点在してますし、塩山駅前のタクシーはもっと心許ない状況です。
この夜に宿泊したホテルでは、タクシーを手配できないという張り紙がしてありました。それくらい山梨のタクシー事情は大変なようなのです。
そんな状況なので、白百合ことロリアンで試飲して、次に甲斐ワイン。
こちらは建物が素敵なんです。
ワインももちろん美味しいんですけどね。
さらに奥野田ワイナリーに着いた頃は、いい頃合いで日も傾き始めます。
こちらでは、試飲メニューに急遽1品足して4点で1000円。
それも、T先輩がこちらのワインに魅了され、ブドウ作りから参加するメンバーをされているからなのです。
こういう収穫祭にも参加している常連さんがいるからの特別な試飲でした。
ハナミズキブランのために工場から見直したとか、野菜に火を通る甘味と沿わせた味のクレレとか、いろんな話を伺いましたけど、結構酔ってるので半分くらいしか覚えてないのが勿体無い。
こちらを辞して駅に着いた頃にはすっかり日が暮れて、ちょうど良い時間となりました。
日帰り参加の方は、こちらで分かれて、宿泊組は甲府へ向かいます。
(続く)