【大人の遠足】ワインツーリズムやまなし2015に行ってきた(その2)ワインとともに人に出会うのが楽しい
お腹を満たした我々は勝沼会場から、去年同様にバスで釈迦堂に向かいます。
フジッコワイナリーから。
お豆ちゃんのフジッコのワイナリー。
裏の畑の眺めが素晴らしい。
そして、次は、こちら。
まるき葡萄酒では、こんなワインを飲みました。
これが、なんともうまかった。
山葡萄の酸味と渋味がいいアクセントになってるんです。
とくに、2012年はほんとうに旨い。
グレートビンテージというだけ有ります。
山梨のワインは、総じて2012年は美味いそうです。
去年は、こちらで、とんでもないワインを頂きましたが
今年は、1981年ものでしたので、スルー。
心なしか、お店の方も寂しそう(嘘)
そして、お店の方に誘われてぶどう畑で試飲します。
羊のいるぶどう畑(ワイン畑じゃありません)。
羊と造るワイン - 甲州ワイン製造販売 まるき葡萄酒|山梨県甲州市勝沼町
羊には、実に深い意味が有りました。
羊達は畑を自由に歩き回り、目についた雑草を食べながら地表を掘り起こし、
そして畑の中で糞を落としていきます。
他にも葡萄の葉や付きすぎた葡萄の房を地面に落としておけば羊達は餌にします。
そして出す糞はとても健康的な肥料となります。
これら羊の行動がすべて畑にとってプラスとなっていくのです。
そんな羊を横目に、ぶどう担当と醸造担当の若者とワインを飲む、大人の遠足チーム。
まるき葡萄酒のフェイスブックページでも乗せていただいてました。
ここで、ぶどう作りに燃える若者とワイン造りに燃える若者と話し込んでますが、この二人が、実にいい感じのバランスで、お互いの仕事に敬意を払いつつ、カバーしあっている雰囲気が話の中で感じられました。
マルサン葡萄酒の若尾さんが地元の先輩で醸造家としても尊敬しているという話を熱く語るTくんと、2012年がグレートビンテージだけど、他の年もそれに負けないように平均値を上げるために醸造時に加糖したり、蔵の温度と湿度をコントロールしたり、できるだけのことはします、と淡々と語るOくん。
こういう人たちに出会い、ワインの話をして、また、他のワイナリーとのつながりに気づき、そこに甲州のワイン家たちの厚みを知る。
それもまた、この旅の醍醐味だと思うのです。
旅は続きます。