【旅】鹿児島・指宿・知覧に行ってきました(その3)指宿観光編
このペースだと長くなりそうだなあ。
おもしろい旅だったので、書くことが多いです。
さて、指宿駅からジャンボ観光タクシーに乗った私達8名は、まずは、西郷南洲も滞在したという鰻温泉に行きます。
指宿市街地より南へ車で約20分、静かな佇まいの鰻池の畔に鰻温泉はあります。 鰻温泉は指宿市内では唯一の単純硫黄泉で、湯気の硫黄の香りがあたり一面に漂い、温泉気分を盛り上げます。また、西郷隆盛が湯治に訪れたことでも知られ、建物は残されておりませんが、記念碑が建てられております。
このあたりは、湯気を自宅に引き込んで料理に使ったりしているそうで、あちこちで湯気がああがってます。
この源泉がこちらの湯気のあたり。
西郷の滞在場所は碑があるだけ。
鰻というのは地域名で、鰻池という池と言うには大きなカルデラ湖があります。
この更に北側に池田湖というさらに大きなカルデラ湖があって、そこと地下でつながっているのではないかという話らしい。
鰻池を後にして、車は、西大山駅に向かいます。
ここは、JR九州最南端の駅。
しかも到着したのは、ちょうど昼間には2本くらいしか来ない列車が来るタイミング。
これ目掛けで来たらしい鉄ちゃんと思わしい人物が、どうしても映るので写真が取りにくい。
開聞岳が目の前に見える絶景だけに人気なのはわかります。
おもわず私も写真撮りまくってしまいました。
こんなのとか。
なかで私は今回気に入ったのは、この写真。
ジャンボタクシーの運転手さんに聞いたら、列車の時間がわかっていて、このルートを選んだらしい。流石ですね~。
列車が去っていったので、私達も次のスポットへ。
車中で、鹿児島弁強めな運転手さんの解説で、徳光神社の由来とか、前田利右衛門の名前を聞きました。
徳光神社|観光スポット|鹿児島県観光サイト/本物。の旅かごしま
サツマイモを伝えた人として有名なのが、前田利右衛門です。山川の漁師だった彼は、宝永2年(1705年)に琉球からサツマイモの苗を持ち帰り、近隣の村に広めました。飢饉や台風の被害が大きかった当時、災害にも強い食糧として瞬く間に広がり、多くの人々を救ったと伝えられています。その貢献をたたえて、後世の人々が彼を神としてまつったのが徳光神社で、毎年10月に例祭が開かれています。昭和63年、当時日本テレビのズームイン朝を担当していた徳光アナウンサーと字が同じことから、徳光神社のご分霊を同社の屋上に勧請し、東京の徳光神社としたというエピソードがあります。
さつまいもが鹿児島に伝来したのは、前田利右衛門のおかげなんですね。
指宿には、彼の名前を冠した芋焼酎もあるそうです。
さて、次に向かったのは、指宿玉手箱列車の由来ともなった、竜宮伝説のもとへ。
ありがたい感じがしますかね? 豊玉姫を祀った神社だそうです。
鳥居の向こうには、長崎鼻。
長崎鼻|観光スポット|鹿児島県観光サイト/本物。の旅かごしま
薩摩半島の最南端に突き出た岬、長崎鼻。浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ「竜宮鼻」の別名を持ち、乙姫様を祭った竜宮神社もあります。またその名にふさわしく、夏はウミガメの産卵地にもなります。
竜宮神社から長崎鼻まで、歩く間に開門岳を眺めていると、実に心地よい気持ちになります。この日は本当に暖かく、風もそれほどなかったので、絶好の観光日和。
長崎鼻は灯台の周りは、溶岩が冷えて固まったようなゴツゴツした岩が多く、2時間ドラマで犯人が追いつめられる場所のロケとしてもよく使われるそうです。
溶岩の上に降りて、開聞岳と灯台を入れて撮影してみたくなり、足場が悪いんですが岩場で犯人気分を味わいました。
持って行ったOLYMPUS STYLUS 1だとこんな感じ。
同じアングルでiPhone6SPlus。
デジカメのほうがくっきりはしてますけど、あまり変わらないですかね?
iPhoneだけでいいかなあ。
そして、ジャンボタクシーは、指宿市内へと向かいます。
(続く)