2018年も始まりましたね。
12時を過ぎたところで、新年参り。
篝火の薪が建築廃材で、ユンボで継ぎ足すという豪快な神社です。
木を焚べるたびに盛大に火の粉が上がります。
例年、甘酒やお神酒を配っているのですが、車で行ったので飲めません。
年越しを終えて、家に戻って寝て、翌日、土地の神様にということでもう1軒行って来ました。
ここが面白かったのは、合祀に合祀を重ねていること。
神戸宗社は正式名称を「神館飯野高市本多神社」といい、神館神明神社に飯野神社、高市神社、本多神社が合祀され現在の杜となっています。
これだけの数の柱があって
正式名称が、全部一緒になってます。
こういう感覚って、昔からあるんだなと思いました。
銀行の合併後の名称みたいですよね。
十一代垂仁天皇の御代、皇女倭姫命が皇大神宮を伊勢の五十鈴川の川上にお定めになられる道中で神戸の地に滞留せられて御宮所としたのが神社創建の始まりと伝えられています。
神館神明神社の創立は天武天皇元年(西暦六七三年)と伝えられています。
その後、時代の変遷に伴い、飯野神社、高市神社(共に延喜式内社)を合祀することとなります。明治二年の天皇御東幸のみぎりに奉幣代拝、明治六年に郷社に列せられました。
昭和四十七年に神戸城址に鎮座していた本多神社を合祀し、他に十数有余柱の御祭神を合祀し、先の大戦で散華せられた神戸町出身戦没者の御英霊もお祀りしています。
さらに境内には、伏見稲荷の分院もあります。
境内の木が立派です。
今年も良い年でありますように。