【野球】泣いて笑って、阿部慎之助の引退試合は最高のエンターテインメントだった
9月27日巨人の東京ドーム最終戦にマイミクさんからお誘いいただき、プレミアムラウンジで見てきました。
一番前の席だったので、グラウンドが丸見えです。
試合開始前から行くのは久しぶりで、いろんなセレモニーがありましたが、なんといってもこの試合は、阿部慎之助の引退試合。
選手は、このワッペンをつけて戦っていました。
開始前に盛り上がったのは、この日の特別ゲスト。
闘病中と言われた長嶋終身名誉監督がバルコニー席に現れ挨拶したシーンでした。
先発が発表され、阿部は4番キャッチャーという今シーズン初となる往年の指定席です。
望遠ズーム使いまくりで撮ってました。iPhone8プラスですけどね。
ProCameraというアプリは優秀ですね。
試合は、先発マシソンで始まり先頭神里がヒット。すかさず盗塁し、阿部の肩ではさせるはずもなく、ラミレス監督が事前に宣言した通り。マシソンは後続を抑えお役御免。
1回裏の攻撃は3人で終わって阿部まで回らず。
2回表、ピッチャー交代で沢村。中央大学の後輩で、12年の日本シリーズでサインを見落とし阿部にマウンドで叩かれた事件が知られています。
投球練習でサインに被りを振ったところで阿部がマウンドへ。
まさかポカリか!
と思ったらば、握手で終わりました。どうも当初はポカリの予定だったのが、阿部が「パワハラが問題視されているので」切り替えたそうです。
場内爆笑!
ここで阿部がベンチに下がったので、交代かと思ったらば、ファースト大城とポジションチェンジ。
2回先頭打者としては四球で出塁も五番岡本がセカンドゴロでダブルプレー。
沢村の後は、鍬原、鍵谷と中大リレー。鍬原がソトに2ランホームラン(今年巨人戦で13本目)を打たれリードを許した後、4回裏の攻撃。先頭の坂本が40号。
興奮冷めやらぬ中、丸の遊飛の後、4番阿部に通算406本目の同点ホームランが飛び出します。
場内は、興奮が最高潮、泣いている人もいます。私も泣きそうになりました。
その後、大城から変わった炭谷が5回に満塁ホームラン。
これも、亀井、坂本と四球のあと丸一ゴロ。2、3塁になったので敬遠かなと思ったらば阿部には勝負も中飛。
そのあとの岡本は申告敬遠。ここもラミレス監督が阿部を敬遠しなかったという采配が光りました。
高卒の戸郷が4イニングを投げて勝ち投手となるなど、巨人の采配が当たりまくる展開で楽しい試合。
阿部は、7回に守備についたところで交代。
これは大リーグの演出みたいですね。
両軍選手を含め、球場全体が阿部を送って拍手。
ベイスターズの方も、中井がセカンドを守ったり、平良がリリーフで登場したりで巨人ファンとしては懐かしい面々が見られてよかった。
最後、田口がロペスにホームラン打たれたりハラハラしましたけどね。
試合後は、優勝セレモニー。
原監督の挨拶、阿部の挨拶。
最後はペナントを持ってグラウンド一周。
闘魂こめてを大きな声で歌えて楽しかった。
巨人ファンとしては、本当に貴重な経験でした。
本当に、節目の試合が見られてよかった。
場内のモニターがずっと阿部を映していたり、ファンに応援ボードを配っていたり。
試合だけじゃなくて、いろんなイベントや仕掛けがあって、素晴らしいエンターテインメントになっていて、アメリカの引退試合の良いところとか、いろいろ学んでいるのねと思いました。