コスパの良いジンギスカン:けやき屋
飯田橋駅の近く、大久保通りをローソンの角を曲がって奥に入ると店の前で炭を起こしている店が、けやき屋だ。
アイスランドシープを取り扱う店は増えているが、中でも本当に新鮮な良い部位を扱っている店だ。ハツやレバーもあり、お尻という特殊部位もある。
さらに、ジンギスカン好きにたまらないのは、オーストラリアのマトンロールがあること。道産子のソールフードと言われるジンギスカンだが、正直言って、東京の店は小洒落ていて羊の臭いが薄い。道産子には物足りない。子供の頃食べていたマトンロールを欲する道産子は多い。でも、この店にはマトンロールがある。それだけで道産子は行く価値がある。血が騒ぐというものだ。
待ち合わせた友人が遅れているので、先にビールとカルパッチョで軽く始めた。
この羊のカルパッチョが美味い。
オレンジの酸味で爽やかに羊が食べられる。羊が苦手という人の先入観を覆す美味しさだから、まず頼むといいと思う。
ドリンクは、ビールはやはり札幌黒ラベル。
ソフトドリンクに、北海道名物コアップガラナがあるのがまた道産子の血をたぎらせる。
五人揃ったのでジンギスカンを頼む。
セットは2人前にして、お尻とマトンスライスを追加。
アイスランドシープは羊臭さは全く無い。
さらにハツを頼む。
このハツが新鮮で美味い。
コリコリとジューシーのハーモニー。
お尻はしっかりとした噛みごたえがたまらない。
そしてマトン。
やはり旨かった。
飲み物ではワインが良心的な値段。
コメが食べたい人には、白いビビンパ。
上にかかっているのはチーズ。これをよく混ぜて食べると、またたまらない。
デザートも充実。
総じてシェフが料理が好きで、あれもこれも美味い。
単なるジンギスカン屋ではなく、羊がメインのレストランなのだ。
写真は無いがラムチョップも人数分頼んで、ワインは二本飲んで、全部で27000円程。一人5400円はリーズナブル。
美味しさを勘定に入れると、実にコスパが、いい店だった。
ランチも美味しいらしい。
カウンターもあるので、一人ジンギスカンも楽しめる。フロアにいる奥さんは女優さんなので、公演があるとお休みらしいですが、お客さんを楽しませてくれると思います。
オススメです。