【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その5)丸藤〜ルミエール
羊さんたちに別れを告げて、次のワイナリーに向かいます。
ルバイヤートこと丸藤ワイナリー。
これまで試飲などは上の写真の右側にあるワイナリー側の倉庫だったんですが、今年は、左側にある趣ある建物が解放されてました。
これは新社屋だそうですが、早速表彰されたらしいですよ。(こちら)
新社屋が「良好なまちなみ景観を形成している建築物等」の部門で山梨県建築文化奨励賞を受賞。
古い建物をリノベーションして使うのは企業ブランディング的にもいいですよね。
建物の中から見える葡萄畑もいい感じです。
これが美味そうでしたね。
さて、ルバイヤートを出て、さらに葡萄畑の中を歩いていきます。
いやあ、本当にいい天気で、日焼けしたんじゃないかなあ。
山梨の葡萄畑は、多くは棚作りなんですが、この辺りはワイン用のブドウを育てる畑が多く(多分ルミエールの畑)、その作り方もフランスのブドウ農家のようです。
所々の紅葉を眺めながら畑の間の道を抜けると、ルミエールに着きました。
これまでなかったと思うんですが、ルミエール前に出店がたくさん。
会場に集中するよりも、今年は分散しているのかなあと感じました。
それはそれで良いかもしれません。畑に近いところで飲むワインは美味しいですからね。
さて、私たちは、ルミエールの近くにあるバス停・南野呂から一宮循環ルートのバスに乗り、狐新居(きつねあらい)を目指します。(続く)
日本ワイン 山梨/丸藤葡萄酒 ルバイヤート マスカットベリーA 樽貯蔵 赤 720ml W418 お届けまで10日ほどかかります
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【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その4)まるきワイナリー
坂道発進が辛そうなバスを降りて、私たちは、フジッコワイナリーのある釈迦堂まで行かず、近くのまるきワイナリーから歩き始めました。
毎回、特殊なワインを提供しているマルキさんで、今年のスペシャルは、50年もの。
さすが、現存する最古のワイナリー。
1877年(明治10年)、当時青年だった土屋龍憲と高野正誠は、日本人として初めてワイン醸造技術習得のためにフランスに渡りました。帰国後、本場の技術が導入された醸造所を引き継ぎ、土屋龍憲の手によって1891年(明治24年) 「マルキ葡萄酒」が設立されました。これが現存する日本最古のワイナリーまるき葡萄酒株式会社です。
古いものも気になりますが、やはり新しいものに目が行くわけで。
このヌーボーに、燻製たくあんが合うんですなあ。
眺めも素晴らしい。今年はワインツーリズム中、本当にいい天気でした。
いつもは中のツアーなどに参加するのですが、今年は先を急ぐので、早々に建物を出ました。すると、これまでやっていなかったアウトレットを開催中。
ラベルに傷があったり、ラベルを貼り損なったりしたものを格安で販売中。
この工場と道路を挟んだPのところで開催してました。
それにしてもいろんな品種のぶどうを栽培してますね。(元はこちら)
そして、今年の10月30日から適用された「日本ワイン」表記に対応してます。
ラベルの見方も変わってきますね。
そして、帰り際にご挨拶しなければならないのは、羊部長。
羊の営業部長と勝手に呼んでおります。
まるきワイナリーの減農薬・不耕起草生栽培の象徴とも言える羊さんです。
羊さんに別れを告げて、次のワイナリーへと向かいます。(続く)
【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その3)勝沼会場
例年、勝沼会場でお昼にします。
マルサンに出ている移動販売車で買ったピザとマルサンワイン、会場の出店で買ったソーセージなどを食べるわけです。
そして昨年からは、T先輩が自作する燻製というオプションが加わりました。
ところが会場についてみると例年とは雰囲気が異なります。
丸く会場を囲むように出店があったのが、随分少なくなったし、ワイン樽の周りに立っていたりしたのが、しっかりしたテーブルがセッティングされています。
広い範囲にテントがあるのがわかります。音楽イベント的なものもやってました。
今年は、そういうことがなかったですね。
これはこれで食べやすいのですが、ちょっと縮小した感じが否めません。
私たちのテーブルは豪華さを増しているのですがね。
特に、今年の新作である焼き鮭のはらみを燻製にした一品が美味い。
奥はかまぼこなのですが、これは燻製の香りがするけど、燻製にはなってませんでした。
少ないながらもソーセージなどを買って、つまみます。
9人もいるので、ワインもあっという間に空いていきます。
記念撮影用にスマホ対応三脚を持っていきましたが、これしか使ってないですわ。
そして移動。
バスの中に、偶然見つけたハートのつり革。
いいことがありそうと思ったのもつかの間。
通常よりも多めの乗客だからか、バスの運転手さんが坂道発進に失敗して、なかなか登れないという事態に。この交差点で我々が乗っている時点で4回も5回も失敗し、気を利かせた乗客(我々もですが)がこの交差点で降りて、ワイナリーに向かうことになりました。
ちょうど、この交差点の左側にこの看板が見えたからですけね。
(続く)
【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その2)原茂〜マルサン
勝沼ぶどう郷駅を左回りで出た私たちは、2つ目のシャトージュン前で降ります。
目指すは、原茂園こと原茂ワインです。
この看板を見ると、今年もワインツーリズムに来たなと言う気がしますね。
建物の中で試飲をするもよし、ミニバッジをもらうもよし。
今年は、庭の飲食スペースがアップグレードされてました。
しかし、ここで食べる気がない私たちは、早々に次に向かいます。
シャトージュンから原茂ワインに行く道は、田んぼと葡萄畑の中を行く道で、原茂ワインから勝沼宿のバス停の方に出る道は住宅の間を抜ける道。いつもは勝沼宿から原茂ワインに向かっていましたが、今回、シャトージュンからの方が近いのではないか、と言う声がありました。来た道を戻ることにならないので、確かにこの順路の方がいいかもしれません。
今回初参加の方もいらっしゃるので、定番の観光スポット田中銀行跡を見る人たち。
旧田中銀行博物館/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
『旧田中銀行博物館』は、明治30年代初め「勝沼郵便電信局舎」として建設された藤村式建築の流れをくむ建物です。
大正9年にレンガ蔵を増設し、「山梨田中銀行」社屋として改修され利用されたのち、戦時中は北白川宮関係者が疎開するなど住宅として使われることもありました。一階には銀行時代の貴重な品々、二階の和室には疎開当時の遺品がそのまま残されています。
さらに、いつもの若尾ぶどう園ことマルサン葡萄酒へ。
(老婆心ながら、新しいサイトのトップがフラッシュプレイヤーが必要なのはやめた方がいいと思います。Macではサポートされないし、見る人が減ると思いますよ)
いつも飲むアジロンから試飲。
ラベルのない地元醸造家用ワイン。
今年は、これが美味しかった。シャルドネのミワクボ。
試飲コーナーはこんな感じ。奥で作っている女将のおつまみが美味しいのです。
このさつまいもの揚げたやつが赤ワインに合う!
そして恒例になった移動ピザ屋さんで昼飯用にピザを買います。
集まってきた人たちもいい感じに酔っ払ってきます。
移動販売車の中の石窯で焼くピザは本当に美味しい。
今年はパン屋さんがいなかったなあ。
あ、大月の笹一酒造さんもいなかったかも?
毎年行っていると、変化を感じますね。
次は、勝沼会場へ向かうのですが、そこでまた変化を感じます。(続く)
【大人の遠足2018】ワインツーリズムやまなし2018に行ってきた(その1)勝沼ぶどう郷駅から
今年もこの季節がやってきました。
5年連続となるワインツーリズムやまなしへの参加です。
去年の記事はこちらから。
今年は10年目だそうで、私もいつの間にか半分に参加していることになるんですね。
おかげさまで10周年となりました。これもご参加くださる皆様のおかげです。
11年前に皆さんが起こしてくださったムーブメントは日本ワインを取り巻く環境に大きなインパクトを与え、
醸造家や栽培家だけでなく地元農家や地域住民の日常に明るい未来を感じさせて下さいました。本当にありがとうございます。
今年は、さらに韮崎市が増え6つの市となりました。64ワイナリー全ての醸造家が現場で皆様をお待ちしている貴重な機会です。
毎年、このイベントに誘ってくださるT先輩は、正式なイベントになる前の年から参加しているので、11回目だそうです。そういうリピーターに支えられ、さらに新しい参加者が増え、今年は参加料6000円で2500人限定。
- ※上記参加費にはバス利用券、参加記念ワイングラス(オリジナルガラスタイプ)、
ワイングラスホルダー、ガイドブックを含みます。
総額1500万円のイベントですが、それ以上の効果をもたらしているのは間違いなさそうです。
参加人数は増えているだと思いますが、今年の勝沼ぶどう郷駅では、我々の出発はバスに乗り切れなくて、左回りの予定を右回りに変更しました。
その辺の配分をもう少し経験を生かして柔軟にすると良いのではないかと思います。
フェイスブックを見ていたら二日目の韮崎は大混雑だったとか。
新しいコースは人が集中するんですかね。その辺も今後の課題かと。
勝沼駅から見える景色が、例年より1週間ほど遅い今年は紅葉がもっと進んでいるかと思ったんですが、紅葉が遅いのか色づきが悪いのか、あまり変わらないような。
そんなことよりも受付をすませないと。
毎年のようにグラスを撮影してますが、今年はグラスの年度が入ってません。
多めに作って来年も使えるようにしたのか?
そして、ワイングラスホルダーの生地もあっさりした感じ。
きになる方は、有料で印伝のホルダーもありますけどね。
また、去年のパスが落ちやすかったのを反省したのか、今年は腕に巻くバンドになりました。
そして、行き先は毎年同じなのですが、今年は逆回りのバスに乗りました。
これが意外に正解だったのではないかという話になるのは次の記事で!
(続く)