【散策】浅草から吉原まで歩いてみた:その1待乳山聖天まで
大寒波襲来の予報が出ていた日曜日。
寒波に負けずに散策してきました。
集合時間よりも1時間早く着いたので、体慣らしに散歩開始。
まずは、本日の無事をお願いしに、浅草寺へ。
相変わらず外国人観光客が多いですが、皆さん、参拝のマナーを勉強してきたのか、様になっている人が多かったような気がします。
日本観光もレベルが上がってきたのでしょうか。
つづいて、隅田川沿いを歩きます。
川沿いを歩くのは気持ちの良いものですが、ランニングしている人と随分スレ違いました。東京マラソンに向けてでしょうか? 雷門前を通りますからね。
桜橋を渡って、向島側から浅草側に戻ったんですが、隅田川沿いはあちこちで工事していて、川沿いの散策路から一般道に戻れません。
結局、白鬚橋近くまで行く羽目になり、待ち合わせに大遅刻。
30分以上も川沿いで往生してしまいました。
集合したのは、今戸神社。
こちらで集合した老若男女は、約20人。
MixiとFacebookのあるコミュニティのグループです。
着物と歴史に興味があるひとが多いので、半数は着物です。
今戸神社も良い神社なのですが、今回のテーマは「吉原」なので、集合だけで中を拝見しには行かず、すぐに移動します。
さて、散策1軒目は、待乳山聖天。
コミュ主のMさんが、皆さんにこちらの謂れとか吉原との関係を手作りガイド用ペーパーを元に説明してくれます。
真面目な話はお任せして、私は、皆さんが怪我なく一日過ごせるように、キョロキョロするのが仕事。
実はこちらの壁が歴史的価値があります。
そして、聖天様といえば大根。
境内各所に印されてあります巾着や大根は、御信心をされて祈願することによって得られるその御利益を端的に表したものです。
大根は身体を丈夫にしていただき、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合を御加護頂ける功徳を表しています。
巾着は財宝で商売繁盛を表し、聖天さまの信仰のご利益の大きいことを示されたものです。
境内のあちこちに大根と巾着のシンボルを見ることができます。
なので、境内のあちこちにある大根とか巾着があるのを探すのも楽しいです。
こういう本殿の中にも、
こんな風に、大根が。
また、吉原との関係で言うと、こういう江戸時代の奉納碑があったりします。
信仰とは関係なく、構内をウロウロして見つけたのが、このスロープカー。
モノレールみたいなもので、待乳山聖天は小高い山の上(江戸時代の浮世絵を見ると、かなり小高かったようですが、今は、ちょっと高い場所にあるようにしか見えません)にあるので、駐車場から上がるのに使えるように作られたようです。
動画をとってみました。
さらに、桜の時期に良さそうなのは、こちらの庭園。
無料拝観できます。
ということで、最初の訪問先、待乳山聖天でした。
さらに、散策は続きます。