【元気です!北海道】阿寒でアイヌ芸術の現在に触れる(ゴールデンカムイスタンプラリーその10)
釧路を出発して、市内を車中から眺め、阿寒湖へ向かいます。
釧路を代表する名所/幣舞橋を通って、釧路市立博物館と同じ毛綱毅曠氏の設計である釧路フィッシャーマンズワーフMOOを横目に見て、1時間半移動して、阿寒湖畔に着きました。
阿寒湖畔の吉田屋で昼食です。
1階が土産物屋で2階、3階は団体のお食事どころ、という最近めっきり減ってしまった懐かしい感じのお店です。
昔は、観光地といえば、こういうお店がたくさんありましたが、旅行の中心が団体旅行から個人旅行へと移る中で、今では少なくなっているそうです。最近は、中国人観光客向けとかインバウンド対策で団体旅行の受け皿が減っているらしいので、新たな道があるようにも思います。
マスとホタテのお刺身。
ざるつけ麺はゴマだれで。これを鍋に入れても美味しいそうです。
石狩鍋ですね。鮭のオハウではありません。
わかさぎの天ぷら。阿寒湖の名物ですね。
食事を食べたらば、少し周辺を散策。
厚かった雲が少し薄れ、青空が見え始めました。
阿寒湖といえばマリモ。
マリモといえば、もっこりです。
そして、阿寒湖畔からほど近い阿寒湖アイヌコタンにあるチェックポイントの阿寒アイヌシアターイコロにて13時30分からのステージを見学です。
ここではまずアシリパさんの第二形態をゲット。
VRも置いてありました。子供達が夢中で見ているのが微笑ましい。
阿寒湖アイヌシアター〈イコㇿ〉 - 阿寒湖アイヌコタン阿寒湖アイヌコタン
日本初のアイヌ文化専用劇場として2012年にオープン。室内ながらも、アイヌ文化には欠かせない火と水を用いて上演される作品は迫力満点!!中でも『アイヌ古式舞踊』はユネスコ世界無形文化遺産になっており、自然と共存してきたアイヌの人々の暮らしから生まれた歌や踊りは一見の価値アリです。
阿寒湖アイヌシアター『イコロ』では、その中からひがし北海道に伝わるさまざまな踊りを上演しています。特に、鶴の動きをまねて踊るサロルンリムセ(鶴の舞)は古式舞踊を代表する踊りです。
アイヌの踊りや演奏は白老でも見ているのですが、ここの人たちに感心したのは、本当に踊りや演奏が好きなんだなというのが伝わってくること。仕事でやってますというのではない感じと言うのでしょうか。
この日も、ムックリの演奏でマイクが入らないというアクシデントがあったんですが、瞬時にマイクを離れて客席の方によってきて音を聞かせてくれるなんてこともありました。 あと踊りの最中の笑顔が良かったですね。
最後に、観客も参加して踊るんですが、思わず参加してしまいました。楽しかった。
簡単な踊りなので、皆さんも参加するといい思い出になると思います。
時間があればイオマンテも見たかった。
終了後は、アイヌコタンを散策。
昔は、このアイヌ文化伝承館で踊っていたんだろうなと思うようなステージも中にありました。ここは無料なので見ると楽しい。
ボロボロの看板ですが、昔は、こう呼ばれていたんだろうなと感慨深いものがあります。
次は、最後の目的地網走に向かいます。
その途中、素敵なことがありました。
虹が出たんです。
地平線から伸びる虹というのも見応えがあります。うっすら二重になっているんですが、写真では分かりにくいですね。
さらに、ひたすらまっすぐ行くと途中こんな場所もあります。
ようやく北海道らしい青空が見えてきました。
さらに北へ向かいます。(続く)