【散歩】浴衣で両国から蔵前まで行ってきました
年に一度、新宿某店の仲間で浴衣散歩をしています。
これまでは、谷中とか上野あたりを歩いていたんですが、
今年は、両国の江戸東京博物館をスタートに両国から蔵前までのお散歩です。
今開催中の、展覧会を見たかったからです。
特別展のチケットで常設展も見られるからと、事前に割引券を購入しておいたのが大正解。
数日前にBSで放映したせいか、大混雑。
一番並んでいたのは、会場への入場ではなくチケット売り場でした。
我々が見終わって出てきた頃には、入場制限になっていました。
浴衣の柄はこんな感じ。
妻はこんな感じ。
浴衣で常設展に行くと、妙にタイムスリップ感があります。
妖怪展そのものは、見たことがある浮世絵や幽霊画が多く、最後の妖怪ウオッチも含めなんだか中途半端な感じがしました。
それよりも、常設会場の5階で開催中の企画展のほうがよかった。
ジブリの鈴木さんが推しているからではなく、伊藤晴雨の幽霊画は本当に美しかった。
隣で開催している山岡鉄舟も知らない事実を紹介してあってよかった。幽霊画で有名な全生庵は山岡鉄舟が作ったものですから、この両者の組み合わせというのは実に良い構成なのです。
そのあとは、両国をぶらぶら。
休憩しようと入った両国国技堂はいっぱい。
そのまま回向院へ。
こちらは、もともと明暦の大火で亡くなった無縁仏を祀るというルーツを持つため、実に多様な供養塔があります。
「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」
ということで、関東大震災の供養塔もあれば、猫、犬などのペットの供養塔もある。
また、境内で勧進相撲が行われたことから、相撲興行は両国となるわけです。
また、有名人の墓として、こちらが人気です。
縁起物として墓石を削って持って行く人がたえないため、いまは前立ちの石があり、それを削ってくださいと書いてありました。
回向院からは、両国橋を渡って柳橋へ。
明暦の大火(明暦3(1657)年)をきっかけに、万治2(1659)年に架橋。位置は現在よりも少し下流であった。当初、大橋と呼んだが、隅田川が武蔵国と下総国の境であったため、二州橋とも言われた。のちに武蔵、下総両国に架かることから、両国橋と正式に改められた。橋の両側に火除地として広小路が設けられ、江戸随一の盛り場として賑わった。両国の川開きは5月28日に行われ、8月28日までの納涼期間中は花火が打ち上げられ、江戸庶民を魅了した。
そして、歩き疲れたので都バスで蔵前へ移動。
蔵前駅そばのお店で夕食です。
京都銀ゆば 浅草蔵前店
ジャンル:和風居酒屋・創作料理
アクセス:都営大江戸線蔵前駅 A6番出口 徒歩2分
住所:〒111-0043 東京都台東区駒形2-4-6 アパホテル1F(地図)
姉妹店:和バル Ginyuba kyoto | 京都 銀ゆば 姫路店
プラン予約:京都銀ゆば 浅草蔵前店のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなび 浅草×しゃぶしゃぶ
情報掲載日:2016年8月15日
こちら、ぐるなびでネット予約したんですが、全10点という蔵前店独自メニューにネット予約特典でワンドリンクサービスというお得なセットをいただきました。
(サイトから)
これが税抜き2500円とは思えない満足度。
豆腐というより湯葉ばかりなんですが、十分にお腹いっぱいになりました。
満足なまま地下鉄で新宿に帰りました。
1日、それほど暑くなく、気持ちの良い散歩となりました。