新宿三光町日乗

見かけたもの、出かけた場所、食べた料理などを写真中心に

2024年沖縄行ってきました(その3):沖縄そばは全部違って全部いい

ノンポリなので、辺野古に行ったり、基地を見たりしましたが、そのことはそれとして、一番気になるのは、沖縄そばだったりします。

今回、5泊6日のお昼ご飯のうち、5食が沖縄そば+じゅうしいというセットでした。

3日:ちらー小

 
 
 
 
 
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地元の人が毎日のように通うドライブインのような店でした。当然、観光客など無く、地元の家族連れやおじいおばあがやって来て毎日食べられる味。

美味しいと目を見張ることもないけど、これでいいなあ、と思える、そんな味でした。

 

4日:丸三冷やしもの店

 
 
 
 
 
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元々学生向けの冷やし物(ぜんざいやかき氷)の店がそばなども出すようになったところから、冷やし物店のながあるという店。

ちょっと濃かったり、食べでがあったりする感じが学生向けなんだろうなと思わせる。

地元の人が愛する味、故郷に帰ったなと思う味なんだろうなと思いました。

 

5日:てぃしらじそば

 
 
 
 
 
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関連ランキング:沖縄そば | 首里駅儀保駅石嶺駅

 

儀保駅首里駅の間くらいにあって、この辺りが一番高台なので、どちらから行っても坂を登ることになるという徒歩だとしんどいお店。

とにかく評判が高く、地元友人の一押しであり、グルメブログでも一押し。

lunches.jp

以前から一度食べたかったので、今回、旅の目的の一つにしていた店です。

結果は、とにかくレベルが違うというか頭ひとつ抜けて上等という感じです。

麺、つゆ、肉、全てが上等。少し硬めな麺と澄んでいるのにしっかりした出汁、柔らかくて噛んだときにジュワッと味が滲み出る肉、そのバランスも文句なし。

私の沖縄そばの基準が変わりました。

 

6日:古民家食堂てぃーらぶい

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www.t-love-e.com

てぃーらぶいとは「日向ぼっこ」という意味の方言だそうです。

確かに、この築90年の古民家の縁側で日向ぼっこしたい。

そんな縁側に畳を敷いた上の座布団に座って、銘々膳で食べる沖縄そば膳だけがメニューという店です。

卵焼きがのっているのは浜比嘉島あたりの定番なんでしょうね。

付け合わせのもずくと大根の和物が美味しかったのと、ジーマミー豆腐の天ぷらが名物というだけあって、そのまま食べてもよし、そばに入れてもよしという物でした。

また独特の美味しさがあるそばでした。

 

7日:今帰仁そば

 
 
 
 
 
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www.nakijinsoba.jp

美ら海水族館から古宇利島に向かった途中で昼食となって入った店ですが、超有名店でした。駐車場にすんなり入れたので大丈夫かと思ったらば、1時間待ちになりました。

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私はミックスのセットにしたのですが、そーきも炙り三枚肉も美味しかった。

黒糖プリンが美味しかったなあ。

出汁は、てぃしらじ程ではないけど、十分にしっかりと豚もカツオも感じられます。

よくできたスープだし、麺も美味い。でも、なんだろうなあ。てぃしらじの頭抜けた感ではないのですよね。すごく美味しい沖縄そばなんですけど。

こういう古民家なんですけど、その分席数が少ない。でもそばなので回転は早い。
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駐車場にあった懐かしのトラック。
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今回、5食の沖縄そばセットを食べてみて、じゅうしい(炊き込みごはん)が、そのそばの出汁と共通しているんだなあと改めて感心しました。だからこそ、出汁が決め手になるわけです。じゅうしいの具ももずくだったり、小さい肉だったりするんですが、結局まとめているのは出汁。中でも鰹節の旨さなんですよね。

ラーメンにはない出汁の味と、灌水の入らない麺のかみごたえと小麦の味が、沖縄そばなんだなあと、各店それぞれの美味しさを噛み締めならば思った次第です。

でも、結局、どの店も美味しかったからいいんです。それが大事なんで。

2024年沖縄行ってきました(その2):辺野古を見てきました

時間軸通りじゃないのですが、6日のことを先に。

 

6日は大学時代の後輩が沖縄に移住して働いているので、連絡とりまして、お休みの日に車で案内してくれました。

会うのは15年ぶりくらいになりますが、変わらない容姿もあり、すぐに昔の感じになりました。先輩後輩は一生続くものですね(自分が先輩の場合のみ)。

 

その中で、私の希望で辺野古に連れて行ってもらいました。彼女は(あ、後輩ですが女性です)何度か見に行ったことがあるそうで、それでも、なかなかわかりにくい場所というか、辺鄙な場所にあります。

辺野古漁港の先の白砂のビーチの横にフェンスがありまして、ここが辺野古ハーレーです。

 

フェンスの向こうはアメリカ軍基地。フェンスの内側で、こちらを監視している人がいます。私はアメリカ軍の人かと思ったんですが、地元民に聞くと「ALSOKですよ」とのこと。

いや、外注かい!

 
 
 
 
 
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フェンスにはこういう警告があり、立ち入り禁止を再確認させられます。

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その向こうには、すでに埋め立てられれている場所を守る巨大なテトラポットの帯が海に突き出しています。
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綺麗な海岸なんですよ、貝殻が落ちていたりして。
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こんな砂浜の先にある場所は、当然砂浜で、そこを埋め立てられるものなのでしょうか?

日本政府は、代執行に着手したようです。

www3.nhk.or.jp

防衛省は、必要な準備が整ったとして、先ほど、着手しました。作業船の上からショベルカーを使った石材の投入が始まりました。

私が見たのは、この写真の一番下の部分になります。

その向こうは、こんなに埋め立てが終わっていて、さらに湾側を埋め立てるということですね。一見して無茶苦茶な工事に見えますが、どうしても進めたいようです。

 

漁港の近くには反対派のベースキャンプらしき場所もありましたが、人影はありませんでした。というか、誰もいないんですよ、この砂浜に。

漁港には船を修理している人がいたんですけど、その先の辺野古集落にある立派なグラウンドはおばあが散歩しているくらい。

本当に人の姿がまばらな場所でした。

「誰もいないような場所だから、こういうことが行われるんですね」

一緒に行った彼女の言葉が、風の中に舞っていきました。

 

2024年沖縄行ってきました(その1):浦添の夜は更けて

新年明けましておめでとうございます。

今年は、3日から8日まで5泊6日で沖縄に行ってきました。

沖縄には何度も行きましたが、期間としては最長になります。

目的はいくつかありますが、一つはレンタルバイクで巡ること、もう一つは地元に住んでいる友人たちとの再会、そして将来的に移住を視野に入れた土地勘づくりです。

 

第一日(3日)羽田空港9時25分発のANAだったのですが、前日の事故の影響で混乱中で、各便とも遅れが目立っていました。結局、出発が30分近く遅れ、到着も同様でした。

那覇空港には、地元友人夫婦が迎えにきてくれており、そのまま車で移動。お昼を食べて、ホテルに向かいチェックイン。

宿泊は、GRGホテル那覇東町。旭橋近くの綺麗なホテルです。

www.grghotelnaha-h.com

便利な場所にありながらリーズナブルで快適でした。

その後、地元友人夫婦と一緒に飲みに行きました。まだ3日なので、開いているお店も少なく、お任せしたのですが、常連だというお店は素敵な店でした。

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6時頃に入店し11時近くまでしっかり飲んで食べて、ご馳走になってしまいました。

店長ともなんだか意気投合して、色々面白い話ができたんですが、それは割愛。

浦添には初めて飲みに行ったんですが、観光客よりは地元の方で一杯でした。
ゆいレールが延伸した関係もあって、いま、勢いがある地域だそうです。

夜の街の賑わいで、そんな感じも受けました。

それにしても、去年2月にも来ているんですが、那覇国際通りの人手なんかも、ずいぶん変わっていて、賑わっている感じです。去年はまだ閑散としてましたね。

そんな沖縄での旅をまとめていきたいと思います。

 

【大人の遠足】勝手にワインツーリズム2023:その8(最後):お昼ご飯はイタリアン

サントリー登美の丘ワイナリーから甲府駅に戻ってきて、13時30分に予約したお店へ。

去年もお世話になったメリメロさんです。

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ワインづくしだったので、ビールが欲しい

ランチはセットになっていて、前菜とスープとドルチェとドリンクがつきます。

私は、ホットレモネードにしました。

この前菜がワインに合うのよ。

そしてビーツを使った本格ボルシチ

メインはピザマルゲリータ

ピザかパスタか、はたまた地元の信玄鶏や甲州ワインビーフを使った料理か。

悩むところなんですよね。

ドルチェに書いてある絵は、一人一人違うという素晴らしさ。

こちらでゆっくりとランチを食べて、14時30分には解散。

今年も素敵なワイナリー巡りができました。

皆様ありがとうございました。

 

P.S. この後、他の方が特急に乗る中で、ケチって各駅で帰ったらば、西八王子で人身事故に巻き込まれ、地元駅に着いたのが1時間半遅れだったのは内緒です。

www.yomiuri.co.jp

【大人の遠足】勝手にワインツーリズム2023:その7:二日目は初めての場所へ

甲府での宿泊は、初めての城のホテル

(駅の反対側から)

2020年オープンで、甲府城の真横というかほとんど敷地内に立っていて、最上階の露天風呂からお城を見下ろせるという城好きにはたまらないホテルなのです。

チェックイン時に支払いを済ませて、チェックアウト時には、カードキーを機械に読み込ませて出ていくだけでフロントに行かなくても良いという仕組みが、コロナ後と言う感じですね。

朝食は1500円でバイキング形式の和洋なんでもアリなんですが、一つ一つ小皿に入っていて、つい撮りたくなる感じ。

昨年までの湯村ホテルだとお皿に取る感じでしたが、こちらは、ちまちま取っているうちにお盆がいっぱいになる方式です。

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朝食券と引き換えに、食事中と書いたシートを渡され、席を確保して御膳で集めてきました。ご飯とほうとうという炭水化物オン炭水化物な感じが甲府なんでしょうね(違う

 

パンとかコーンフレーク、ヨーグルトなんかもあり、コーヒーや葡萄ジュースなんかもあります。

shironohotel.com

食べ終わったらば、食事中と書いた札を裏返すと、片付けてくださいという赤い札に変わります。

朝から風呂入って、ご飯食べて満足して、9時に集合です。

 

今日は、初めての試みで、無料バスに乗ります。

www.suntory.co.jp

サントリー登美の丘ワイナリーに向かいます。市内からはちょっと遠いので、これまで行けませんでしたが、無料シャトルバスが出来たことをT先輩が発見。

2023年4月1日(土)より、金土日祝限定でJR甲府駅南口貸切バス専用のりばより無料のシャトルバスを運行します。
登美の丘ワイナリーにお越しの際は、ぜひご利用ください!

今年からなんですよ。素晴らしい。

甲府駅を9時30分出発。10時05分ワイナリー着。

10時30分からの葡萄畑見学ツアーを予約してあります。

登美の丘は広い。標高500〜600メートルに総面積150ヘクタールの敷地を誇ります。(基本情報

japan-wine.direct.suntory.co.jp

その中のほんの一角ですが、見学します。

ボードの前に集合して、見学ツアーの始まりです。

お姉さんが拡声器付きで説明してくれます。

この日は、やや雲がありましたが、富士山から南アルプスまでが見える好条件。

垣根作りの葡萄畑が美しいです。

葡萄が残っている見学コースの畑で、説明が始まります。

葡萄は、この一番下の枝にしかならず、上に伸びている枝と葉っぱは、すべて光合成して栄養を身に送るためなのだそうです。

しかも、1本の幹から伸びる2本の枝を両脇に這わせて垣根造りにしているのですが、冬になって剪定する時は、この枝は切って、翌年に伸びてくる枝を見極めて残すんだそうです。

剪定した枝は、そのまま土壌に戻すのかと思いきや、一度炭にしてから土に混ぜるんだとか。その方がCO2排出量が少ないからだそうですが、微生物に分解させる方が土に良いのではないかと素人は思いがちですが、炭の方が良いらしい。

登美の丘は、目の前に富士山から南アルプスまでが見通せる、登って美しいところから名付けられ、その日照が長く、雨が少ない土地柄で、南斜面で寒暖差が大きいという葡萄造りに適した土地であることから、100年以上前の1909年から葡萄栽培が行われてきたのだとか。

www.suntory.co.jp

その代表的な品種を一堂に見ることができるのが、この見学コースの特徴です。

そんな葡萄畑の真ん中で、飲むワインの美味しいこと。

試飲したのは甲州若木園育ち。

登美の丘 甲州 若木園育ち 2020|ワインのみらいjapan-wine.direct.suntory.co.jp

すっきりとした酸味とリンゴにも似た香りが果実感を与えてくれます。

QRコードを読み込んでアンケートに答えると一筆箋がもらえます。

見学ツアーを終えて、ワインショップで試飲するのは、今年の新酒。

この場所もコロナ禍を経て、2022年に大きくリニューアルされたようで、サントリーは去年からFROM FARMというブランディングを始めています。

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原材料であるブドウから日本産であるワインを国産ワインから切り離して「日本ワイン」と呼び、畑からワイン作りを進めていくという考えですね。

考え方を伝える展示にも力が入っていて、さらにワインショップテイスティングカウンターでの試飲も充実していました。

もっと長く居たくなる場所でしたが、今回はこの辺にして、シャトルバスで甲府駅に戻ります。