【大人の遠足】ワインツーリズムやまなし2016に行ってきた(その3)釈迦堂から休息子安橋まで
その2では、ワイナリー名でしたが、その3のサブタイトルはバス停名にしました。
このあいだのワイナリーは、毎年同じルートだったのですが、最後に意外なことが起きました。
それが何かは、あとで明らかにするとして、まずは勝沼会場からバスで釈迦堂へ。
降りたのはフジッコワイナリー。
お豆のフジッコが持っているワイナリーという説明も定番ですね。
こちらで飲んだのは以下の4点。
これはワインではないけど、口の中にしっかり桃の味が広がる不思議な飲み物。
これは、無濾過なので濁り酒みたいなワイン。
そして、お次はまるき葡萄酒。
甲州ワイン製造販売 まるき葡萄酒 | |山梨県甲州市勝沼町 |
こちらは高台にあり、ベランダからの眺めが素晴らしいのですが、今年もぶどうばたけの中での試飲をやっているということで降りてみます。
8頭買われているという羊さん。メリメリ、草食ってます。
本当にぶどう棚の下で、去年とは別のワイナリーの若手と話しながら、エチケットを貼っていない掘り出し物ワインを試飲した上で1本500円で購入したり。
ここでは、甲州種は枝張りしないとうまく育たないというミニ知識をいただきました。
その1で書いた奥野田葡萄酒で伺った密植の良さもあるけど、日本の匠の技とも言える枝張りで育てた日本独特のぶどう種の良さもまたあるのだなと感心しました。
続いて、丸藤葡萄酒つまりルバイヤート。
こちらではあまり飲まずに(だいぶ飲み疲れてきた)、次はルミエール。
だいぶ日も傾いてきたので、そろそろ帰りのルートを考えねばというところで、勝沼醸造には今年は寄らずに、歩きます。
等々力エリアで、これまで寄らなかったグレースワインこと中央葡萄酒へ。
こちらも歴史あるワイナリーで甲州を世に出したとも言えるワイナリーです。
キュヴェ三澤というブランド名が有名です。
漫画「神の雫」にも出たんだって。
http://www.grace-wine.com/about/history/index.html
ここで、勝沼ぶどう郷へ向かう方と別れて、我々は塩山行きのバスに乗らねばなりません。
等々力から休息子安橋に向かい、そこで塩山行きを捕まえようと歩き始めたのですが、ふと不安になり最終の時間をパンフレットで調べると16:31発。ところがすでに、16時20分くらい。どう考えても、あと10分くらいでいける距離ではありません。
それでも奇跡を信じて歩く私たち。まあ、私はポケGOやりながらですが。
歩くこと1キロ強。休息子安橋に着くと、やはりバスは行った後。
しかし、このコースは、次のグランポレール勝沼ワイナリーで折り返して、こちらに戻ってくるルート。もう一つ先まで急いで見るか、交差点にあるコンビニでタクシーを待つか。考えるよりも歩けとばかりに、とりあえず交差点にあるコンビニを目指します。
コンビニまで100メートル強。
目をこらすと、なんと信号の向こうで止まっているバスが!
まさかと思いつつも走って横断歩道を渡る途中で見ると、やはりグランポレールから折り返してきた塩山行き。
路線バス形状の1台は行ってしまったのですが、その後ろからもう一台「塩山行き」と書いたマイクロバスが。
バスに向かって首から下げていたPASSを掲げてみると、なんと、そのバスが停留所でもないのに止まってくれました。
やはり、山梨の人たちは優しい!
なんとか最終バスに潜り込む私たち。
無事塩山駅まで行くことができたのでした。
最後になんともスリルあふれるエピソードで1日目のワイナリー巡りは終わったのでした。