【体験】非接触の最先端回転寿司を食べにスシローに行ってきた
新宿三丁目にスシローができていました。
3月18日開店だったようです。
場所は、伊勢丹の斜め向かい、映画館が入っている新宿文化ビルの地下。前は北海道という居酒屋が入っていたところです。
かなりの大箱だったので、コロナでひとたまりもなかったのでしょう。
都市型店舗のスシローは、コロナ対策でデジタル化が進んだ店舗らしいというので、見学がてら行ってきました。
アプリで予約して、自動受付でチェックインして、帰りはセルフレジ。
お持ち帰りならば、入り口にあるロッカーから持って帰れば良いというわけで、店員さんに会わずに帰れます。
スシローはこうした対応が功を奏して、売り上げを伸ばしているという。
スシローの戦略の特徴は「ネタ重視」と「DX推進」だ。まずネタについていうと、スシローで提供する寿司の原価率は約50%に及ぶ。一般的な飲食店の原価率が30%ほどなので、スシローの数字はかなり高い。
この点も気になったのと、先日、テレビ番組「帰れま10」で見たのもあって、スシローに行ってきたわけです。
まずデジタル化は、アプリが使いやすく、当日の予約もスムーズにでき、新宿三丁目の駅からアプリで予約を入れて15分待ち。
ところが、来店してすぐチェックインすると、まもなく呼び出されました。
カウンター席は、アクリル板でセパレートされ、ちょっと狭めですが、まあ快適。
注文はタッチパネルで行えます。
席数の割に、入店に時間がかかるのは、お客さんが帰った後に、この席を全部消毒するために拭くからですね。
カウンターは空いているように見えるのに待っている人が多かったようです。
そのあたりは、今様だと思います。
食べたのは、この辺り。タッチパネルで一度に2品しか注文できないのは、頼みすぎを防ぐためでしょうか。頼むと一段上の専用レーンに流れてきます。
九州フェアを開催中で、ごま鯖が昔行った長崎を思い出させてくれました。
面白かったのは、生ビールも専用レーンに流れてきたこと。
妻と行ったのですが、彼女は、馬刺しが一番美味しかったと言ってました。
私は、塩鰹が好みでした。
スシローといえば、一皿百円を思いがちですが、都市型店舗は、一皿120円から。
黄色い皿が120円(税込132円)で赤い皿が170円(税込187円)でした。
それでも、原価率が高めというだけあって、しっかりした美味しい魚でしたよ。
マグロのレベルは結構高いと思いましたし、ごま鯖も美味かった。
でも、出汁と砂糖が効いたご飯に、切った魚が乗っているだけで、これは寿司というよりも、回転寿司という別の食べ物だなあと改めて思いました。全品サビ抜きですしね。
お子さんが好きそうな味付けのご飯は、ご飯だけ買っていって、好きな魚を乗せるセットが人気なのもわかります。
サクッと食べて、タッチパネルで会計のボタンを押したらば、帰れるかというと、店員さんが皿を数えにくるのは同じで、そこは省力化しないんかい! と思いました。
鳥貴族ならば、テーブルにある番号札を持っていけばいいだけなのに。
タッチパネルと連動して無人レジでペイペイで支払って終わりという方がいいと思うんですけどね。
そこだけ謎でした。
でも、ごちそうさまでした。